裁きを申し渡す。
主、ボヤッキーは酒肴を調えた上で、妻の帰りを待つ。
妻の帰宅を「今日は盛り上がったかい!」等と声を掛け、上機嫌で迎える事。
「もう少しどうだい、少し付き合いなヨ!」と巧みに誘い込み酒の相手をさせ
る。
その際、忘年会の話題は避け、浮気の詮索等は決してせぬ事。
頃合いを見計らって、浮気して帰宅した妻を嫉妬と否日常的興奮に燃えた亭主
が、興奮に任せて襲い掛かる、と云う役回りのイメージプレーを持ちかける事。
こうすれば、よもや真に浮気をしていた場合でも、そちを見直させる端緒と成り
浮気相手から取り返す事が出来、併せて関係修復も同時に行へ、上々の首尾。
基より、浮気なき場合にも夫婦円満にて、尚、佳。
浮気相手も情交を得る事で利を受け、妻は思わぬ情交を一夜の内に二度も得て利
し、亭主は興奮と家内円満を得て、申し分無し。
これを後世に“三方一両得の裁き”と、うたわれる。
万一、妻が拒んだ場合、「御上のお達しデアル」と申し渡し従わせる事。
此にて、御白砂を終える。
長く為りましたが、単独さんでした。
PS.飲み過ぎて決して半立ちに為らない事、その場合は即持って往かれます。
嫉妬と興奮を、怒張一点に込めるのがコツです。
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