彼女の家に着くと、LINEが来た。
「インターホン押して!!!」
俺 「えっ?」
今この状況で!?
でも、もう逃げられない。
意を決して、ピンポンを押した。
数秒後、ドアが開く。
「あっ、来てくれたのね!!」
満面の笑みで俺の腕を取る彼女。
そしてリビングには、 旦那がソファに座っていた。
ガタイのいいスーツ姿の男が 腕組みしながら俺を睨んでいる。
俺 (これ、詰んだやつだよな??)
すると彼女が 「ごめんね、急に呼び出して……!」 と旦那の隣に座る。
俺 「……え、なんの流れ?」
旦那が俺をジッと見て、口を開いた。「お前、何か隠してるよな?」
俺 「えっ?」
旦那 「お前に聞いてるんじゃない。お前だよ。」
彼女 「な、何言ってるの?」
旦那 「お前、さっき俺に何のLINE送った?」
俺 「(え、何の話?)」
彼女 「え……?」(顔面蒼白)
旦那が スマホを差し出してきた。
そこには――
『次もたくさん愛してね♡ 早く欲しいの……(動画付き)』
俺 「……は?」
彼女 「いやっ!!違うの!!!それは……!!」
旦那 「俺に送るつもりだったのか? それとも、コイツに送るつもりだったのか?」
俺 「(これ、どう考えても俺宛てだろ……)」
彼女 「違う!!本当に間違えただけなの!!」
旦那 「ほう? じゃあ、試しにこの男のスマホを見せてもらおうか?」
俺 「……」
バチーン!!!(俺の頬に拳が飛んできた)
俺 「ぐぅっ!!」
旦那 「次やったら、ただじゃ済まさん。」
俺 「(次とかもうねぇよ!!!)」
最終的に俺は 「もう二度と会わない」 という誓約書を書かされ、解放。
帰り道、スマホを見ると 彼女からLINE。
彼女:「ごめんね♡ また会いたいな」
俺 「いや、お前強すぎるわ」
―― ということで、お前ら、人妻には気をつけろ。マジで。
※元投稿はこちら >>