【バンコク8日共同】タイ憲法裁判所は8日、主要野党がボイコットした4
月2日の下院総選挙を「投票の秘密が守られないなど憲法に違反していた」
として無効とする決定を下し、総選挙のやり直しが確定した。やり直し選挙
には主要野党も参加、タクシン首相の与党、タイ愛国党が過半数を確保する
見通しだ。
長引く混乱を憂慮したプミポン国王の意向を反映した形で、首相一族の株
取引疑惑に端を発し、約3カ月に及んだ政治混乱は収束に向かう。
首相は同月2日の選挙結果を受けて退陣を表明しているが、総選挙が無効
とされたことで首相職にとどまる意向を示す可能性もある
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