架空請求で小額訴訟を起こされ、それを無視すると支払い義務が発生するというところまではいいですよね?
小額訴訟の手続きは非常に簡単で原告の身元の確認もあまり確なものではありません。
名刺一枚で済ませちゃうって話も聞いたことありますし(^_^;)
また、小額訴訟には証拠の提出も必要ありません。
訴えられて何も反論しなければそのまま認められてしまいます。
控訴も認められていません。
前にも書きましたが、そのへんは法律の見直しが必要だと思います。
似たような事例が横浜かどこかでありました。
架空請求で小額訴訟を起こされ、弁護士に相談したらその弁護士がそういう問題に関心があり、有志18名で弁護団を結成し、まず裁判を近くの裁判所でするように手続きし、その後通常裁判に移行させるようにしたそうです。
通常裁判は証拠の提出義務があるので。
原告は出廷せず、そのうち訴えを取り下げたのですが、実は通常裁判は原告が訴えを取り下げても被告が認めなければ続行します。
そこでそのまま続行し、裁判所も架空請求を許すつもりはないようでそれを認め、さらに被告のほうから慰謝料の請求の訴えを起こしました。
架空請求された人はアドレスを変えたりしてたそうで、その業者は変えたアドレスまで調べて請求していて、その調査料まで上乗せしていました。
そこで勝手にアドレスを調べたということでプライバシーの侵害でも訴え返し、架空請求の件と慰謝料の件とプライバシーの侵害の件の3つの裁判を一度にするようにしたそうです。
判決は架空請求は認められず(証拠を提出していないので)、慰謝料は40万ということになりました。
プライバシーの侵害(40万)については審理中だったと思います。
業者は一度も出廷していないし、身元もわからずなのでほんとにもらえるかは疑問ですが、この判決のおかげでこれからは業者から小額訴訟されることは減るんじゃないかと思います。
負けるとわかってることはさすがに業者の方もしないでしょうから。
ただこれも専門家に相談したからと言えます。
無視・泣き寝入りは状況をさらに悪化させます。
アドバイスとしては専門家に相談をとしか言えません(^_^;)
また長くなってしまいました(^_^;)
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