ここ数年、よく問題になる「キレる」という現象。キレた人が他人を傷つけ
たりすることもあるが、キレるとは一体どういう現象なのだろうか。また、
なぜ無茶な行動をするようになるのだろうか。
人間には感情というものがある。普段は感情は脳に送られた信号が中継点で
ある「視床」を通して「大脳皮質」に届き「扁桃」に送られる。このとき同
時に、(前頭葉が)抑制の信号を「扁桃」に送り、感情は抑制された形で表に
出ることになる。
ところが、「視床」からそのまま「扁桃」に送られ、理性をつかさどる「大
脳皮質」からの情報を受け取る前に感情が爆発することになり、これが「キ
レる」ことと考えられている。キレる原因の1つはセロトニンの減少。これ
は呼吸や血圧などの基本作用や、快・不快、暴力に関わりがあるもので、減
少すると攻撃的になることがわかっている
※元投稿はこちら >>