【淫乱義母の男性遍歴録】
還暦過ぎのワル主婦…手がつけられません……
去年、僕の誕生日に、義母がネクタイを買ってあげるというので、休日に駅前のデパートの紳士服フロアを歩いていました。
その時でした、偶然会ったのが、会社の隣の部の部長でした。
東京本社から1年前に就任してきた45才のエリート。
仕事は出来ます、しかしよくあるパワハラ系で、しかも女好きで女癖が悪い、どこの会社にもいそうな嫌なタイプです。
都合のいい事に東京に家族を置いての単身赴任ですから、もう自由気ままでやりたい放題。
直属の上司ではないものの、一応、顔くらいは知っているので、無視するわけにも行かず、挨拶くらいはとりあえずしたわけです。
「どうもお疲れ様です」
「ああ、どうも」
その様子を見て側にいた義母も、軽く会釈をしてました。
その部長…僕の方には目もくれず…濃い紫と黒の水玉ワンピース、茶のメッシュストッキング、濃茶のパンプス、たっぷり膨らみ突き出た胸、むっちりと張った腰回り、ぐいっと盛り上がった巨尻…身体の至る部分が膨らみを帯びた義母を下から上まで意味深な目付きでしげしげと睨め回している。
それに気付いたのか義母は、にっこりと微笑みながら、2度、3度、うなずくように、会釈をしていましたが…この場はこの程度の挨拶だけでした。
単にデパートでの通りすがりですから。
その場を離れてからでした。
「今の人は誰なの?」
「会社で隣の部の部長さんですよ」
「まだ若いでしょう?あの人が部長さんなの?」
「1年前に東京本社から来たエリートなんですよ」
「凄いわねえ、それに随分とダンディな感じで素敵ねえ」
…性格、性質はともかく、確かに義母の言うとおりダンディなタイプで、180位の長身に、舘ひろし風な雰囲気で、いかにもといったイケオジなもんだから、社の女性連中にモテるわけです。
「ダンディかも知れないけど、けっこう女癖悪いですよ、東京から単身赴任ですから」
「あら、そうなの…」…
…義母は妙に感心した風でした……
その翌日の月曜朝。始業前からデスクの電話が鳴りました。
「経営企画部の総務ですが、おはようございます。中丸部長がお呼びですが」
始業前、しかも隣の部の部長、びっくりでしたが……ノックをして入りました。
「はい、どうぞ」
「失礼します」
「昨日はどうも」
「はい、お疲れ様でした」
「昨日、君と一緒だった女性はどういう方ですか?」「ああ、僕の嫁の母親で」
「そうですか、2人で買い物を?」
「はい、僕の誕生日にネクタイを買ってくれると言う事で、ちょっと見てました」
「そうですか、いいですねぇ…」
「素敵な女性ですねえ、お色気に溢れている、昨日のデパートでも一際目立っていました」
「はぁ…」
僕はそもそも上司にもあまはら媚びる方ではないので、至って素っ気ない態度でしたが。
「どうでしょう、昨日会ったのも何かの縁でしょうから、今度、君とお義母さんと私とで、一度食事をする機会をねえ…」
「えっ…」
僕からしたらいったい何を言ってるんだと言う感じです。
「いや、無理にとは言いませんよ、君が気乗りしないなら無理にとは言いませんから…」
「えぇ…」
こんな突然の申し出に即座にいい返事など出来る筈もなく半ば呆れてました。
「まあねぇ、次の人事異動で、君が僕の部下になるなんて事もあるかも知れないからねぇ…」
少し態度が高圧的になり、やんわりとプレッシャーをかけてきた感じです。
「どうですか?ちょっと検討ぐらいしてもらってもいいだろうか」
だんだんこの人とのやり取りが面倒くさくなりましたから
「分かりました、ちょっと義母にも確認してみますから」
部長の表情が変わりました
「そうですか、それは有り難い、お義母さんの都合もあるでしょうから、いつでも構わないですから、ぜひ頼みますよ」
「はい、聞くだけは聞いてみます」
「もちろん、経費は私が負担するし、お店もこちらで決めますから、是非いい返事を待っていますよ」
「では、失礼します」
わざわざ始業前から呼び出されて、こういう話でした。あの部長らしいと思いながらも、妙に嫌な予感もしましたが…
その後、義母に確認をしましたが、義母の反応は思ったとおりで
「あら、そう言う事があるのねえ、いいじゃない、あちらがお望みなら早い方がいいんじゃないの、今週の金曜日とか、そうね第一候補はそれにしましょう、あっそれとね、私もとても楽しみにしているって部長さんに伝えておいて、ここは大事なところよ、必ずね」
だいたいいつもテンションが高い方ですが、より一層声が弾んでるように聞こえました……
その翌日、出勤すると、また部長室から始業前に呼び出されました。
このタイプのエリートは往々にしてせっかちが多く、困ったものだと思いながら部長室へ入りました…
「別に催促するわけではないんですが、昨日の件、お義母さんに伝えてもらえましたか?」
「はい、義母はokで、今週の金曜でどうかとの事でしたが…」
「そうですか、それはいいですね、ありがとう、じゃあお店を予約してまた連絡しますから」
「それと…義母が、とても楽しみにしているとの事でした」
「あっ、そう…」何やら含みのある態度でこの人独特のいやらしい表情を浮かべているように見えました。
偶然か必然か、休日のデパートで出会ってから、わずか1週間足らず…かくして…その金曜の夜を迎えるわけですが……(続)
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