お友達から、電話が掛かってきたので、中断しました。
電話をくれた友達はもちろん、私を知ってる全ての人達は、私が、こんなことしてるなんて、思っていないでしょうね。
私の私だけが知ってる大切な秘密です。
暗い道の隅っこを、歩き始めた私、車が走って来ないことを、神様にお祈りしながら、自販機を目指します。
あと、もう少し。私、喉がカラカラ。
遠くの方で、車の音が聞こえたの。
ぇっ、こっちへ近づいてない?
車の、ライトらしき光が……
うそ…なんで…車に戻るのは、きっと間に合わない!!
どうしよう…私、自販機に向かって、懸命に走ったの。
お願い、まだ来ないで!
ヘッドライトの明かりが、見えてきたの!!
自販機の後ろの少しの隙間、身体全部は、入れない…
でも、でも私、死に物狂いで、身体を入れたの。
もしも、見つかったら私、きっと…襲われて…そんなことが、頭の中を駆け巡った…
女性が、一人、外で丸裸になるんだもの。
危険なリスクを背負ってることも、よくわかってる。もしものことが、起こっても、自分なりの覚悟も持ってる。
でも、やっぱり、物凄く怖い…
なのに、どうしようもなく、裸になってしまう私。
今回も、無事に家まで、戻ってこれた。
また、何かに取り付かれたように、外で、全裸になる私。
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