あっと言う間に、通り過ぎた電車。
何人の人が、私の姿にきづいたのかしら…
私、しばらく四つん這えのままで、立ち上がることが出来なかったの。
もっと、見せたい…
私の厭らしくて、恥ずかしくてたまらない姿を、もっと見せたい…
さっきは、私、電車の様子は、全く見えなかった…
あともう一度だけ、私だけのあの舞台へ…
今度は、私、観客の姿を、しっかりと見てみたい…
こんな恥ずかしい姿の私を、何人の人が見るの?…゛
4度めの踏切の警報器の音。
まるで、舞台開演のブザーみたい…
扉を開けると、西の空へ傾きかけたお日様が、オレンジ色の眩しい光で、私の舞台を照らしています。
まるで、ストリップショーのスポットライト…
扉から舞台へ出たら、オレンジ色に、眩しく輝く全裸の私。
冷たい鉄板の舞台に、直接、腰を下ろした私、立てた両ヒザを、線路へ向かって、大きく開いた。
両手の指で、黒い茂みに隠された陰部の割れ目を、しっかりと拡げた私。
乳房も乳首も割れ目の中も、オレンジ色の強い光りに照らされて、まるで、私、ステージの上のストリッパーみたい。
電車が、来た!
思ってた以上に、人が乗ってる…
私、緊張と恥ずかしさと恐怖心とで、全身が固まって動けなかった。
あっと言う間に、通り過ぎる電車が、物凄くゆっくりに感じたの…
何人の人が、私の姿を見たのかは、わからないけど、昨日は、間違いなく私、ステージの上のストリッパーになったの。
※元投稿はこちら >>