「ふう、ありがとうございます。おかげで楽になりました」
美里がお礼の言葉を言いました。
「こちらこそ出者張った真似をして申し訳ないです」
「ううん、本当は私、ブラ着けるのって好きじゃないんです、圧迫感があるから」
「いつもはどうしているの?」
「会社に行く時は着けてますよ、勿論。あと外出する時も」
「部屋では?」
「そうですねー、殆んど着けてないです」
「ふーん、ノーブラなんだ。だったらもう全部外しちゃいなよ、中途半端は気持ち悪いでしょ?」
「ここでですか?」
「服着ているんだからいいじゃない」
「えー、ノースリーブだから見えちゃいそうだし、ポチッってアレが判りそうなんだもの」
「だいじょうぶ。見えない、判らない」
「本当にだいじょうぶかな?」
「こうしょう、ブラジャー外す時は目を閉じてるから」
「そこまでしなくていいですけど、少しだけあっち向いてもらってもいいですか?」
「いいよ」
美里は押しに弱いと観ていたので私の粘り勝ちというところでしょう。
「すみませんでした、もういいですよ」
美里の少し羞じらう顔が堪らないほど色っぽく見えました。
「全然ノーブラだなんて判らないよ」
私は美里の胸を見ながら言いました。
「本当ですか?、よかった」
「心配したら喉が渇いちゃった」
美里は飲みかけのチューハイを一気飲みしてしまいました。
「無理しない」
「はい」
今日の飲み会もお開きとする時間になっていました。
「あれ?立ち上がれない」
私が美里の腕を持って助け起こしてあげた時、よろけた美里が抱きついてきたのです。
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