俺と女房、愛情で結ばれた夫婦、ではありません。
そこそこいい会社に勤めていながら、女にふられまくりの俺、子供かかえて苦労してた女房、素人童貞から脱し、世間並みに結婚したい俺と、生活苦から抜け出したい女房の打算的な結婚だったことは、間違いありません。
女房も俺も、それは否定しません。
最初の二年くらいでしたね、満足してた結婚生活は。
子供産ませたかった、でも出来ずに女房40過ぎた、障害がある子が産まれてくる確率が上がる、女房の年齢的にそれを育児していくリスク、俺の経済的リスク、連れ子との異父弟妹の関係のリスク、総合的に見ても、あまりいいことないかな?と思ったのです。
女房は女房で、結婚したのだから、とりあえずセックスくらいはさせておかないと、逃げられたらまた困るってなとこでしょう。
回数減らしつつも、レスにはならない程度をキープ、六つ年上女房の操りに負けてる俺です。
では依子はどうなんでしょう。
離婚して息子を育て、その息子が自立したら、自分が勤める会社が傾き、自分の自立の危機にあったとこを、結果的に救った救世主、みたいなとこだったのかも。
自分より若い人が募集に来てて、私は無理だと思っていたとこの採用。
元々服装など無頓着な俺、それを単身赴任だからと気にとめるようになった依子、倒産、もしくはリストラの窮地から救ってくれた恩義を体を含む、お世話をすることで、なのかなと思います。
親しくなりすぎてはとの判断で、依子が部屋にくるのは月二回から三回、泊まることはありません。
身の回りとシモの世話終わらせたら帰るが基本で、私が依子の住まいに行ったことはありません。
息子さんがいつ来るか、わからないからです。
それがあるから、依子も泊まりはしないんです。
職場内でも気を使います。
特に店舗担当のおばちゃん社員の目は気にしてます。
口うるさいですから。
依子もああゆう人は、あることないこといいふらすからと、要注意人物として見てます。
ほんとなら、俺の単身赴任生活は、三月一杯で終わるはずでしたが、後任の現地スタッフがまだ育ってないとの理由で、俺の配置換えは見送られることが、すでに内定済みです。
というより、女房との二人の生活より、依子ともう少し付き合いたいから、俺がそう仕向けたんですが。
しかし依子の中の、小豆みたいな突起物が気持ちいいって、みみず千匹やイソギンチャクといった名器とも違うようだし、なんて言うのか知りたいです。
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