かおりは今にも崩れ落ちそうだった。夢を見ているようなかおりが何か呟いた。
「なあに? なんて言ったの?」かおりの小さな声に対応して僕も小声で聞いた。
「あたしを犯して・・・」今度ははっきり聞こえた。かおりは今覚醒したような
強い視線でまっすぐ僕の目をみた。そのつらい一言が、人妻としてのかおりの立
場を示していた。僕は無言のまま、かおりのワンピースのファスナーを下ろした。
肩を抜かせると、シルク独特のなめらかさで足下に滑り降りた。スリップの紐を
はずした。かおりは僕の胸に顔を伏せて終始無言だった。重たそうな乳房が盛り
上がってすでに乳首は尖っていた。僕はかおりの丸い肩に唇をつけた。香水など
は一切なかったが、ミルクのような薫りが心地よく僕を酔わせた。僕はかおりを
ベッドに腰かけさせてから自分のズボンを脱いだ。無意識なのにブリーフの中心
は固く盛り上がり、僕の腿の上に頬を乗せていたかおりがブリーフの高まりに指
を伸ばした。かおりはブリーフの上から唇で所在を確かめるようになぞってから、
歯を当てて噛んだ。軽い痛みと強い刺激が僕を襲った。僕はゴムの部分を下ろし
た。自由になったペニスが躍り出た。かおりは『ああ』と吐息を漏らして長い指
をそれに巻き付けて唇に運んだ。熱く濡れた舌が亀頭にからみつき、やがて自分
を襲うはずのそれを虐めた。
『かおりちゃん、おいで』僕はショーツ一枚のかおりをベッドに引き上げた。か
おりの唇を吸ってから言った。『いいんだねかおりちゃん、僕の女になるね?』
『いや、そんなこと言っちゃ、だってもうなってるでしょ、もうずーっとこれか
らあたしはあなたの女なのよ。だからあなたの好きにして・・・』そうかおりは
言った。会話の間中、僕の指はかおりの性器を愛撫し続けていた。はじめはねっ
とりと指にからむような愛液だったが、今はさらさらとした液体に変わって、か
おりは僕の指が与える快感の度合いを言葉ではなく、僕の背に立てた爪の強弱が
それを示した。
そんなかおりでも屈辱的なクンニリングには女らしい抵抗があった。健康そうで
形のいい両の脚を抱えて、唇を這わせていくと、すぐに僕のたくらみに気づきか
おりは腰をよじった。それでもかまわず僕はかおりの腿を割って顔を進めた。美
しく漆黒に生えそろった陰毛が、小高い恥丘を作って目の前にあった。微かに女
らしい香りが鼻を打って僕を待ちかまえ、僕はむっちりと弾力を伴って成熟し始
まったかおりの尻をすくい上げ、まるで大盃に口を付けるように舌をつけた。か
おりは「ああ!」と声にならない呻きを漏らして抗った。しかしかえってその抗
いが僕の口を自由にした。僕の舌は奥深くに滴り始めたものをすくい、その勢い
で複雑に絡み、濡れて充血している陰唇の中を襲った。かおりの両手は僕の指に
からんで強く握りしめ、僕の舌の動きに呼応して震えた。
かおりは何か呟いていた。首を左右に振り、それだけ見ると抗ってもいるようだが、
時折腰が高く突き上げられて僕の舌と共謀してもいた。僕はかおりの可愛い顔を見
たくもなっていた。黒目がちでまつげの濃い瞳、つんと上向いてチャーミングな鼻、
上も下もぽってりとした綺麗な唇と白い歯。甘い香りを放つキス。もちろん小さす
ぎず、そして大きすぎない乳房、くびれた腰、それ一つ取っても形がよくエロティ
ックな尻。美しく生えそろって感度のいい肉厚な女陰。
そのかおりの顔をまた抱いた。『かおり、きれいだった、そして美味しかった』
「いや! 恥ずかしいからいや!」かおりはそう言ってペニスを掴んだ。
「かおり、わかるだろ?かおりを欲しがってるんだ。いい?」『うんいいのよ!言
ったでしょ?あたしもうあなたのものよ、自由にしていいのよ』『うん、だけど今
日、用意してないんだ』『いいのよ、そのままあたしの中にイッテ!』
そして(かおりちゃんのご希望あれば続編を)続く。
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