正直、私は同窓会へは行かせたく無かったのです、
それは菜々美の初体験の相手がいたからです。
結婚前、菜々美は正直に僕に話してくれたのです。
初めて菜々美を抱いた時に非処女だと分かりましたので聞いたのです。
その時は菜々美との結婚はまだ考えていなかった頃でした。
約2年付き合い離れなくなり結婚へ至りました。
同窓会へは心の狭い男だと思われたく無く笑顔で送り出していましたが、内心少し心配でした。
その心配がまさかの菜々美の妊娠でした。
相手はやはり初体験の男性でした。
高卒後、彼は東京の大学へしばらくは音信があったそうですが、その後、自然消滅したと聞きました。
安定期に入り堕胎も出来ませんし菜々美がどうしても産みたいと言い張るのです。
両親は何も言いません二人に任せるからと言ってます。
菜々美の両親は何も知らず喜んでくれています。
同窓会の二次会で彼とふたたび結ばれたのです。
菜々美の告白は僕にとっては拷問に近いものでした。
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