美沙子があの話は絶対ダメだからと言うので高橋老人には返事はしませんでした。
少し自分の頭を冷やしたかったのです。
数週間後また散歩にでました、あの土手にです。
すると見慣れた姿が高橋さんでした簡易椅子に座り風景を描いていました。
こんにちはお元気でしたかと声を、
ああ~君だったか、そうそう画が出来上がったんで見に来ませんか奥さんと一緒に。
そうですかじゃ今度連絡入れてお邪魔します、そう言ってその場を離れました、またあの話を持ち出されると思ったからです。
美沙子に今日あの老人に会ったよ土手で、
そうでもあの人嫌いよキモイよ私に変な事させて。
そうだよね美沙子のマンコ見られたもんね一万円で。
ヤダ~言わないでよ恥ずかしいよお年寄りでも。
じゃ若い男ならいいのか?
いいわけないでしょうバカ。
あ、そうそう画が出来たから見に来ないかってよ二人で。
ええ~でもね何か怖いよあの人。
奥さんもいるから大丈夫さ見るだけだから。
見たい気もあるけどね、少し考えるどうするか。
そうだねいつでも行けるしね。
それからでした美沙子に変化があったのです。
老人宅を訪ねた日でした。
※元投稿はこちら >>