みんなより少し遅れて入ってきた妻もやはり酔ってる様子でしたが、自分で歩き一応タオルで体を隠して入ってきたので少しホッとしました。
湯舟に入る時に私の存在に気付いた妻は、かなり恥ずかしそうな表情で私を見ました。
『ぉぃ、そろそろ出るか』
『ぇっ、ぁっ、はぃ』
元ヤクザの旦那がそう言ったので、私たちは妻たちと入れ代わりにその露天風呂を後にしました。
『大丈夫ですかね奥さん?…かなり酔ってたみたいだったし…』
『ぁあ、あの様子じゃ、あの助平親父にヤラれてくるだろうな…』
露天風呂を出て私が心配そうそう言うて、元ヤクザの旦那は笑ってそう応えました。
『俺の事よりも、おまえの方が嫁さんヤラれないか心配で仕方ないんだろ?心配するな、ヤラれても戻ってくりゃおまえの勝ちだ』
元ヤクザの旦那は笑いながらそう言って私の肩を叩きました。
部屋に戻ると他の者はもうみんな寝ていて、元ヤクザの旦那もすぐに高イビキかいて寝てしまいました。
心配するなと言われても心配で仕方ない私は、いつまで経っても眠れず、そっと部屋を抜け出すと再び風呂場へと戻りました。
私たちが風呂を出て行ってから一時間余り、さすがにもういないかもしれないと風呂を覗くと、脱衣所にまだ脱いだ浴衣があったので、そっと中に入ると内湯を通って露天風呂への出入り口までやってきました。
その場で身を縮めて、暫くあいだ露天風呂の様子を窺ってから、意を決して扉をそっと開き、身を小さくし木の陰に隠れながら露天風呂の方に出た私は、突然聞こえてきた激しい女の喘ぎ声にびっくりし慌てて岩陰に体を隠していました。
『ぁあん、ぁん、ぁあー』
女の絶叫の様な喘ぎ声が、至近距離から聞こえてきてなかなかその場を動く事が出来なかった私ですが、その声の主が妻だったらと考えたら、見ずにはいられず、そっとその岩陰から覗いてみました。
私の目にまず入ったのは湯舟の脇にある石のベンチの上で両足を開き、両側からふたりの男に指で責められ喘ぎ続けるあの美しい美貌のママの姿でした。
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