浴衣に着替え 風呂の出口で 綾子が出て来るのを待つ。
少し前に 内田さんカップルが 腕を繋ぎながら 目の前を 通っていった。
あの二人は いつもああなのかなぁ―。
綾子は 浴衣に着替えて 出てきた。
風呂に入る前の 着ていた服を 私が持つ。
照明のせいか ここのいわゆる美人の湯に浸かったせいか いつもの綾子とは違い 妻にこういうのもなんだが 色っぽくなった。
「きれいだよ
若くなったみたいだ」
「あなた いやだ
初めて 聞いたわ こんな褒め言葉」
私にぶつかるように 自然と 腕を 掴んでくる。
しかし 本当に 色っぽくなった。
湯の中で 内田さんと・・・・・。
自分のことは おいといて・・・・・。
部屋へ向かう 廊下の中で 温泉の匂いが 高級な香水の匂いに匂う。
腕を組んで 私に寄りかかるように 歩くと 妻の胸のふくらみが当たる。
「ブラ してないのか」
「やだ なに言うの」
「腕に 当たるから」
「腕 抜きましようか」
「いいよ」
やはり何か 変った。
内田さんと なにか あったのか。
どういう風に 聞けば いいのか。
「あなた お部屋よ」
もう少しで 自分の部屋ほ通りこすところだった。
次の部屋の襖は開けられていて そこにはもう既に 蒲団が敷かれていた。
旅館側としては 普通のマニュアル通りであろうが 私には どうも あっちの方へ 考えがいってしまう。
外に臨むガラス戸は 外と部屋の寒暖の差であろう びっしりと 露が付き 外は見えない。
置かれた椅子に座り「綾子」と呼ぶ。
綾子は 小さなテーブルをはさんだ向かいの椅子に座ろうとするのを 綾子の腕を こちらに引っ張る。
どーんと 綾子の身体が 私の太腿の上に乗っかる。
「あなた お風呂から出てから 変よ
あの人 咲子さんとなにかあったの?」
「いや何も
ただ・・・・・」
「ただ なに」
「綾子以外の 女の裸を 見て・・・・・」
「若い女性の裸を 見て なに」
「いや 若い時の 綾子を 思いだしだけだよ
綾子の方こそ 内田さんと・・・・・」
「内田さんの 胸毛凄いのよ
触らせてもらっちゃった」
「おいおい おい」
「それだけよ
ただ 出る時 今流行の ハグされちゃった」
「そうか」
「そうそう 夕食が終わったら 部屋へ来ませんかって 誘われたわ
あぅーん だめよー」
浴衣の上から 胸を 揉む。
浴衣の襟を 割って 直に 綾子の乳房を 揉み 乳首も揉む。
「ああーん だめ
あなたー だめー」
浴衣の胸元をあけ 咲子さんには負けるが ポッコリと膨らんだ乳房が現われる。
白い山に その頂上に 赤い実が 乗っかっている。
「あなたー 明るすぎる―」
その白い山を口にすする。
「ああー あー
あー 許して―」
えー 何に許すのだろうか。
私に?
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