不思議な感覚でした
もちろん自覚するほど酔っていたし、緊張は増すばかりでしたが、それだけではない何かを、私はもうその時から感じていたと思います
男性は「ヨシト」と名乗り私の左側に座ると、まるでそれが当然のようにソファーの縁に、私の後ろに手を回しました
体の芯に緊張が走りました
しかし不快には感じませんでした
そうしながら、ヨシトさんと旦那はまるで私が居ないかのような雰囲気で私の話をしていました
ヨシトさんは不思議な雰囲気の持ち主でした
柔らかい口調なのに力強く、優しそうに自然に核心的な会話をする人でした
いつの間にか、ヨシトさんの1つの質問に、旦那が頑張って説明し答えていくとゆう会話が続いていました
旦那は私にしたい事、させたい事などを、最上級ではないにしろ敬語を使い説明していました
「少し、奥さんの使い方が違うなぁ」
ヨシトさんの声がハッキリと聞こえました
旦那が身を乗り出すのにつられるようにヨシトさんを見ると、ヨシトさんはまっすぐに私を見ていました
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