2019年、俺は故郷に同業を見つけた。
彼女も還暦を迎え、年度末を持って退職となる。
丁度、家族だった時間と、離れてからの時間が一緒になるんだなあと、この10年を振り返った。
この年の10月、東日本を超ド級の台風が襲った。
俺は、別れた妻に心配するメールを送ると、電話かかかってきた。
だから俺は、自分の無事と、年度末で退社して、帰郷を考えていることを告げた。
別れた妻は、復縁して一緒に暮らそうと言った。
年末、彼女が藤沢に顔を出しに帰るというので、俺も帰郷して、別れた妻子に会ってきた。
高校性になった思春期の娘が、俺を見て抱きついてきた。
小さなアパートで、約10年ぶりの一家団欒、ちょっと照れ臭かった。
四十路になった元妻を見て、抱きたい気持ちが募ったが、川の字に寝たからそれはなかった。
元妻に新居を探すよう託し、年明け二日に東京へ戻った。
翌日彼女も戻ってきて、5日ぶりに愛し合った。
別れのカウントダウンが始まっていた二人は、別れを惜しむように交わった。
俺たちは、部屋を出て行くために荷造りを始めた。
帰郷するのに不要なものは処分し、できるだけ身軽にした。
3月下旬、藤沢と故郷に向けて荷物を送って、二人で部屋のドアを閉じた。
俺たちは最後の時間を東京駅近くの帆t🄬つで過ごした。
還暦マンコに最後の精液を注いだ。
「人生最後の恋が、あなたで良かった…人生最後のセックス、検歴でできるなんて幸せね…」
翌朝、朝食を食べ終え、チェックアウトして東京駅へ向かった。
「長い間、お世話になりました。どうかお元気で。」
「この先、もう二度と繋がらないように、連絡先を全て消して、お別れしましょう。この先、私たちは安否も気遣うことなく、新しい家族のために生きましょう。」
「分かりました。消します…」
ラインもメルアドも、全部消して、お別れした。
「さよなら。」
「さよなら。元気でね。」
それぞれ、背を向けて歩きだsた。
二人は、あっという間に雑踏に紛れ込み、二度と会えない二人になった。
「私たちは安否も気遣うことなく…」電車の中で、その心機を推し量った。
長年一緒に暮らして、夫婦のような絆を築いた二人、別れてからも、お誕生日おめでとうとか、あけましておめでとうとか、そんなやり取りがあるものと思っていた。
でも、俺より15歳年上の彼女は、いつか、そういうラインに返事が亡くなった時、自分の命が尽きたことを悟られるのを嫌ったんだと思った。
だから、二度と会えない人に身を置くのが、彼女の答えだったのだ。
離婚して10年でまた、元の妻と復縁した。
俺45歳、妻42歳、娘は高校2年が終わり、これから大学受験生になるところだった。
妻が用意した新居は、10条のリビングに娘の部屋、そして夫婦の寝室があるファミリー向けのアパートだった。
この日、10年ぶりに営みを持った。
程よく熟した四十路の女体だったが、それまで還暦熟女を抱いていたので、42歳の女体は若々しかった。
10年ぶりのマンコをクンニしながら、こんなにドドメ色だったかなあと、10年前の妻のマンコを思い出してた。
10年ぶりに一つに繋がった。
「てっきり再婚してると思ってたよ。」
「何人かとお付き合いはしたけど、この人と一緒に暮らしたら、私より娘に目が行くんじゃないかと思ったら、再婚は無理だった。特に娘が中学生になってからは絶対に無理で、お付き合いも断ってた。だから久しぶり…ああ…」
この10年間の前半、娘がまだ小学生の頃、妻は他所の男に求められてたという実感に嫉妬した。
妻のマンコに俺以外の男のチンポが何本か入ったのだ。
きっと何度もセックスしてイキまくり、安全日には中出しもされていただろう。
道理で思ったよりドドメ色になっているわけだ。
昔はこんなに自ら腰を揺さぶらなかったし、セックスの仕方が変割っているような気もした。
淫らな動きや喘ぎ声は、還暦熟女だった彼女に通じるmのがあった。
そういえば、フェラの仕方も変わってたと思う。
長年暮らした彼女がキツマンだったのかわからないが、妻のマンコは前よりも緩くなった気がした。
どうやら、妻が付き合った男の中に、かなりのテクニシャンで巨根の持ち主がいたようだった。
俺以外の音婚仕込みが感じられるし、妻を愛した男が妻の身体に刻み込んだ愛した証を感じた。
一度他の男に抱かれた元妻が、再び帰ってきたというのも興奮した。
復縁したと同時に、東京がコロナまみれになった。
何というタイミングで帰郷したのだろうと思ったが、やがて日本中に広がった。
思うのは、彼女は無事だろうかということ。
しかし、安否を確かめる手段はお互いに失っていた。
一昨年、娘が首都圏の大学に進学し、今は夫婦二人になっている。
離れていた時間を取り戻すように、毎晩励んでいる。
休日は、一日中素っ裸でイチャつき、4回も5回もセックスして、
「いい年して、スキモノ夫婦だね。」
なんて言って暮らしてる。
妻を抱くとき、以前、他の男のものだったことがある女体だったと思うと、チンポに血流が集中する。
他所の男が欲しがり、抱いた女体がいま、自分に戻ってきた満足感と、他所の男の手に落ちた過去への嫉妬、これが、振った美寄り添った夫婦のスパイスになっている。
そして、時折思う、藤沢で暮らす彼女のこと…
決して短くない時間を共有し、小づくり行為に及んだ女だから、会えなくなっても、家族のような感覚がある。
それは、彼女と暮らしているときに感じた、妻への感情と似ていた。
違うのは、もう連絡を取ることができない、二度と会えない相手だということだった。
今は、妻を愛し、彼女の幸せを祈ろう…
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