一女、そして一男を儲け、結婚して8年間ずっと支社で異動が無かったのに、他の支社へ転勤になりました。
初めての転勤の10年後、今度は夫に本社勤務の転勤がありました。
本社・・・そこは県庁所在地・・・私が青春の8年間を過ごした街でした。
5年前、私は45歳で元夫が暮らす街に舞い戻りました。
私が通った短大、6年間勤めた会社、元夫と3年間暮らしたアパート・・・懐かしいやら切ないやら、でも、一通り巡ってみました。
それでも、元夫の実家には決して近づきませんでした。
久しぶりの都会での暮らしは、子供たちが高校生と中学生だったので、教育環境としては県庁所在地にいるのは助かりました。
子供たちに手がかからないから、私は夫と相談して子供の教育費を貯めるために、パートに出ました。
そして、しばらくしたらパート先で元夫と再会したのです。
元夫は、パート先に営業で出入りしていたのです。
その街に舞い戻って1年、離婚以来20年ぶり・・・憎しみ会って別れたわけではないので、心が揺らぎました。
かつて心を寄せた元夫と交わしたキス、クンニ・・・いろんなことが思い出されました。
「元気にしてたか?」
「はい・・・あなたは?再婚は?」
「再婚して子供もいるよ。」
「私も同じ・・・」
いつの間にか、パートに行くとき、今日は元夫に会えるかな?という思いで店に向かうようになっていました。
そして、再会から1年後、悩んだ挙句、元夫に抱かれてしまいました。
離婚前日、最後に抱かれたお別れのセックス以来、21年ぶり・・・47歳の私の身体を見た元夫は、ため息をつきながら、
「お互い、年取ったな・・・お前、今の旦那にたくさん愛されてるんだな・・・」
と言いながら、私のアソコを舐めていました。
元夫は今の夫より2歳年上の50歳、元夫をフェラするときに白髪を見つけて、時の流れを感じました。
夫に対して申し訳ないと思いつつも、元夫に身体を貫かれ、感じてしまいました。
セックスなんてすることはみんな同じと思っていましたが、夫と元夫では、全く違うことを知りました。
アソコの中での当たり所、元夫のほうがヒットしますが、夫では届くところには元夫のモノでは届きませんでした。
私は、懐かしい街で2年間、夫と元夫の二人に抱かれる日々を送っていました。
県庁所在地にいたのは4年間、私は49歳で懐かしい街を再び離れました。
上の子は大学3年生、下の子はこれから大学入学という時期、子供二人を県庁所在地に残し、夫と二人で最初にいた支店へ戻りました。
元夫とも二度目のお別れをしました。
ラブホで抱かれた後、
「弘子を抱くのは、これで本当に最後になるだろうな・・・でも、もう会えないと思っていた弘子を2年間も抱けて、嬉しかったよ。じゃあな。元気でな。さようなら・・・」
「私も、もうあなたに抱かれることはないと思ってたから・・・サヨナラ。元気でね。」
それは、23年前とそっくりなお別れでした。
お互い、すれ違って背中を向けて歩きました。
もう二度と振り向いたらダメと言い聞かせながら歩きましたが、私の方が立ち止まって、振り向いてしまいました。
そこに見たのは元夫の背中・・・でも、もう二度と呼び止めてはいけない背中でした。
次第に見えなくなっていくその背中に、もう一度お別れを言いました。
「サヨナラ。元気でね・・・」
元夫と二度目のお別れをして、夫と二人、12年前までいた故郷に戻ってきました。
元夫と二人きり、お休みの日はアラフィフの夫婦が真昼間から裸でイチャイチャしています。
陽の光に中、夫にアソコを広げられて覗かれ、
「弘子のここに、俺以外のものが入ってたんだって思うと、やっぱり嫉妬するなあ・・・」
と言われて、ドキッとしました。
でもそれは、元夫が昔、私に抱いた気持ちと同じことだとすぐに理解して、
「仕方ないわ・・・私、バツイチだし・・・」
というと、夫は、
「今は俺だけのものだから、弘子・・・」
と抱きつかれると、夫のものが入ってきました。
私は、心の中で、元夫に抱かれた2年間を詫びました。
あなた・・・元夫に愛されてごめんなさい・・・
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