突然のお誘いに、それでも真面目お人柄なんでしょう、
松田さんはきちんと着替えて、頂きものですがとワインと、奥さんにはと私には可愛らしいジャムの詰め合わせを持参してくれた。
そしてこの前と同じ様に話が盛り上がり、豪快に笑ったり熱く語る口調に、
私はあぁあの夜の事は本当に寝てて気付いてないと確信しホッとした。
2時間程過ぎ大分お酒も進んだ頃…、
そろそろ失礼しますと立ち上がろうとする松田さんを主人が引き止めた、そして、
「ユミ、隣に来なさい」と呼ばれ、私は主人の横に正座した。
「松田さん、ユミ、変な事言うんですよ、洗濯に干したパンティーが無いて、松田さん知らないですか?」
突然の事に私も、そして松田さんは私より驚愕した顔色になった、
その顔色を主人が見逃す訳もない。
松田さんは、返事に困って戸惑いながら、
「いや、あの、庭に落ちてたのは、それですか」とか、
しどろもどろになっていた
「あぁやっぱり、松田さんの庭に落ちてましたか、それなら良かった、なぁユミ」
と私の頭をぽんと叩く
「だったらきちんと御礼を言わないとな」とまたぽんぽんと叩く…
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