それから数週間が過ぎ…
出張から帰った主人に、今から松田さんの誘って呑もうと言われた。
その瞬間私は感じた、主人が何を考えてるのかと…
私の顔色を眺めつつ
「ユミ、隣に行って誘ってこい」とニヤリと言う、
私はうろたえつつ緊張でいっぱいになりながら、お隣のベルを鳴らす。
「突然ですいません、主人がお酒に誘ってますがよろしければご一緒しませんか?」とうつ向き話すと、
「ちょうど今から独り酒しようとしてた、ありがたいですぜひとも」と…
部屋では主人がお風呂へ入ろうとしていた、その支度を手伝いながら、「ユミ、たのしもうな」と笑う。
私が困った顔で「はいっ」と小声で返事をすると、
「ユミのその困って泣きそうな顔みると益々虐めたくなるよ」とまた笑った。
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