毎週日曜日ごとに私のアパートに来てくれて、セックスを重ねるうちに、彼女の性感が目覚めていくようでした。いろいろ試しましたが、彼女には正常位と後背位が最も感じやすいことがわかってきました。
激しいピストンを嫌い、やさしくゆっくりと、そしてしっかりと奥まで届くようなスタイルを特に好みます。
挿入した私の物は膣の中の襞襞で、ゴニョゴニョという感じでまとわりつきます。この感じに捕らわれると早く逝ってしまうので、何か別のことを考えながら往復します。
彼女の方は、いつのまにか「よがり声」を出すようになってきました。
細い声で「あん、ああ~ん、いい、いい」という声になると、私の物の根元をクックッと締めつけてきます。
この頃にはお互いの親達にも「公認」の関係になっているので、防具は使いません。とくに危険な日は彼女から「外に出して」と言われるので、これに従います。
初夏の候には、部屋が蒸し暑くなりますが、クーラーは買えないので、小型の扇風機を回して、部屋の窓を開放します。
それでも暑くて、ふたりとも汗だくになって励みます。
このころには「よがり声」はさらに大きくなっていて、快感と悦びを全身で訴えてきます。あるとき逝く寸前に私の臍の下あたりに、数回液体が噴出する感覚があって、これが「潮吹き」かと驚きました。
ある日、いざ始めようという時に部屋の障子戸を引明けると、私の部屋の真裏の部屋の玄関前に、住人の中年の女性が椅子に掛けて、こちらを見上げています。
妙な気がして彼女に教えると、「開け放った窓から漏れる私達の声を聞いているのではないかしら」と。これまでもず~っとそうだったのかなと、恥ずかしい思いと同時に、悪いことをしているわけではないからね、とそれとなく「おやめください」というサインを出しました。
(笑)
続きます。
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