色んな方々からのお言葉、大変有り難く思いました。
熟年の新婚生活とでもいいますか。
今の生活していて、俺は最初の結婚生活で、勘違いをしていたのかもと思うようになった。
家事が苦手な元妻に、実家暮らししていたとき、手伝いもろくにしなかかった俺。
当然家事などまるっきりダメな俺。
仕事はしたい元妻。
俺は元妻がダメ女に思っていた。
元スナック経営者として、衛生観念や料理に長けてる今の妻。
だから余計に思う。
誰かがやんなきゃならない。
人にばかり押し付けてはダメなんだ。
妻が掃除してるなら、俺は風呂掃除しよう。
洗濯してるなら、食器くらいは洗おう。
ためると後々大変だから、ちょっと今さっと片付けておこう。
元妻がダメ女だったのではなく、俺がやんなさ過ぎたのか。
テキパキ家事をこなす妻を見てると、俺がデンと座っていたら悪いな、そんな気分。
自分から私をもらって?ときておきながら、若い女と出会えたら、そっちに行っても恨まないとまで言った妻。
出来た女だと感心する。
俺の頭の中は古い。
だから水商売の女は落ちない、そうずっと考えていた。
だから向こうから誘われるなんて、ほんとのほんと、想像していないし、俺を騙そうとしてるのかと疑った。
でも今は店をたたんで、慣れないパートの仕事をし、一緒にいる。
こうなるとはつい数年前には考えてもいない。
俺を紳士的と言った。
ただお喋りが苦手なだけ。
ツケとか言わないと言った。
金ないときは、どこも行かない方がよいと思っていただけ。
真面目なのではない、ただ不器用なだけ。
最初の結婚生活を妻に話したとき言われた。
「家に男が二人いたんだね」
そうかも知れない。
「私は女だから」
そう言った。
「店を切り盛りしながらも、男性とは付き合ってきて、仕事中も女性らしく、結婚はしてこないし、子供も産んでないけど、私は女であることを忘れたことがない」
「金勘定ばかりして、店に出てるときだけ女になる、それでやっていける商売ではないんだよ」
そう言った。
20年近く商売を続けてこれたのも、その辺りだったのか。
女手一つで。
強いな、そう思うことが妻には多々ある。
セックスにしてもそう。
お互いもう若くはない。
でも求め、求められての相互関係。
男のツボを心得ている妻が数枚上と思う。
仕事で機嫌悪いときに、ふっと誘ってきたりする。
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