私がリビングに戻ると、妻と彼は気まずそうな雰囲気で固まってる。
私は彼に、まずはシャワーを浴びる事を勧める。
彼は私の言葉が本当なのか冗談なのか、良く分からずに狼狽える。
貴方…本気なの…?
妻の声。
ああ、彼さえお前でも良ければね…どうかね?私の妻では不満かな?
私は二人に向かい真剣な表情で話す。
妻は覚悟を決めた様子で
バスタオルを用意して置きますね…
と彼に向かい言う。
私と妻…彼の中で淫な雰囲気が充満し始める。
では…お言葉に甘えて…
彼は立ち上がり妻の後に続き浴室に向かう。
バスタオルを用意した妻は、私がいるリビングに戻り
いいの…あの人は貴方と同僚で大切なお友達じゃないの?
いいよ…こんな事を話せるのは彼しか居ないし、あの日のように、お前の淫な姿が見たいんだ…
私は貴方だけで十分なの…最近の貴方は以前に比べたら随分立派で私を満たしてくれてるゎ…
そんな事を言っても、お前も彼とのセックスを期待してるだろう…
そんな事は無いゎ…厭らしい人…良いのね…あの人に抱かれても良いのね…
妻の目が淫に濡れる…
彼と入れ替えで妻も浴室に消える。
ビールを一杯頂いても良いですか…
緊張からか彼は注がれたビールを一気に飲み干す。
男同士、無言の時間が過ぎる中にシャワーを終えた妻が戻って来る。
さっ!そろそろ向こうの部屋に行きなさい、仕度は出来てるから…
先輩、本当にこんな事で良いのですか?私が奥さんを抱くのですよ…
いいんよ、妻も望んでる事だから…
でも先輩が見てると思うだけで緊張して…出来ないかも知れないです…
だと思った初めは襖を閉めて妻と二人だけで…
私の言葉に彼は微かに頷く。
奥さん本当に宜しいですか…だとしたら宜しくお願いします。
彼は妻に向かう言う。
小さく妻は頷き、彼に先に部屋に行って下さい…
と言う。
それでは…
緊張から掠れる声で彼は言い和室に入る。
妻は私の目を見ながら、彼の所に行く事を確認する。
私も、うん!と頷く。
妻は立ち上がり和室に入ると後ろ手で静かに襖を閉めた。
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