いつもの様に、夕飯の買い物に出る妻。私は職人の所に行く。
「どうも…」
軽く会釈をする職人。
「先日と言い今日と言い、君のは何度見ても立派だねぇ」
職人は半分、照れ臭そうな仕草。
「もう家に来るのも明日で終わりだけど君は、それでも良いのかな?」
職人は作業の手を止める。
「こんな事を言うと怒られるかも知れませんが、奥さんは素晴らしいです」
「そう言われても…妻の何処が良いのかね?」
職人は妻の性器と敏感さを誉めて来る。軽い嫉妬を覚えながら私は話しを続けた。
職人は裸にした妻を抱きたいと言い出す。
私の居ない場所で妻は誰の目も気にせずに職人に抱かれ、あの大きな物で乱れ狂わされる場面を想像した。
「君さえ良ければ妻を、もっと敏感な女性にしてやってくれて構わないけれど」私の言葉に職人は喜々とした表情を浮かべる。
職人と二人きりで肉慾を貪る事に妻も今の様子では嫌がる筈も無いと思った私は、職人に思いを伝えた。
その日の夜に二人で夕飯を食べながら、職人も良く頑張ってくれたから、近い内にお礼も兼ねて食事に誘おう…と妻に提案した。
妻も、それに賛成をして明日にでも職人の都合を聞いてみると言う。
翌日の昼前に仕事は終わり車に道具を片付ける。
私は調べ物が有ると2階に上がる。
暫く経つとバタンと車のドアが閉まる音、私は2階の窓から玄関先を眺めた。
後ろのハッチバックが閉まり職人は帰る様子。
職人に寄り添うように見送る妻の手が職人の片腕に添えられて居る。
職人は助手席のドアを開けると振り返り妻を素早く抱きしめる。
妻も表を気にしながら職人を唇を重ねた。
職人も堪らなく成ったのか唇を重ねながら、その場でファスナーを下ろし自分の物を取り出し妻に握らせた。
妻は愛しむ様に職人の物に手を滑らせる。
職人の囁きに妻は再度、表を見回し屈んで行く、今までの妻なら絶対に有り得ない行動に出て、なんとその場で職人の物を口に咥えて行った。
その後、淋しげに妻は職人を見送る。
私に全てを見られてる事に気づいても居ない妻は夕飯の時に、職人との食事の話しをする。
それも私が職人と打ち合わせた通りで、私は、その日は都合が悪く行けないから、お前が職人にお礼を言っておいてくれ。と話す。
残念そうな表情を浮かべながらも妻は内心嬉しかったに違いないと私は思った。
※元投稿はこちら >>