職人は妻を腕の中に引き込んだ。
「あっ、駄目よ駄目、主人が…主人が」狼狽しながら妻は職人を押し戻そうとする。
抗うにも力が入ってない事が私の目にも解る。
素早く唇を奪われる妻、形ばかりの抵抗を見せ職人の腕を掴み受け入れる妻。
僅かな間で唇を離すと、妻は興奮したのか身体全体で息を荒げる。
「奥さん」
職人は抱き寄せたまま妻を見る。
職人の顔が再び妻に接近すると今度は妻も自ら目を閉じ職人を受け入れる。
職人の手が服の上から妻を撫でて来る。「あぁ、駄目よ主人が居ない時に…お願い」
妻の言葉に私はショックを受けた。
妻は職人の腕から放れ両手を胸に置きながら部屋を出る。
私は、妻より一瞬早く居間に戻った。
何となく落ち着かない妻の様子を見ながら私は、今から近所の旧友の所まで出掛けるからと妻に言う。
一時間程で帰るとも妻に伝える。
そのまま私は一旦、家を出ると二十分程経ってから、こっそりと家に戻った。
居間には妻の姿は無い、私は真新しい和室に近づく。
「あぁ、駄目よ、こんな事…主人に悪いわ」
刹那そうな妻の微かな声。
真新しい建具が僅かに開いた隙間から中を覗いてみる。
職人は私が覗く事を意識したのだろう、その隙間から二人が完全に見える柱に妻を凭させスカートの中に手が差し込まれて居る。
ワナワナと震える妻の下肢、職人の頭は妻の首筋に埋もれて居る。
妻のか弱い声と同時にスカートの裾から下着が脱げ落ちて来る。
膝を過ぎた妻の下着は足首に落ちる。
首筋に顔を埋めながら職人は足首に落ちた下着を踏み付ける。
妻は踏み付けられた下着から片足を抜き取る。
職人の手先はスカートの中に再び入って行く。
「あうっ…あぁ駄目ぇ」
妻は腰を捻り手から逃れようとする。
職人の手先は容赦なく妻を弄ってるのだろう、妻は柱伝いに畳に崩れて行く。
職人の手でスカートが捲り上げられる。「いゃ、いゃ、恥ずかしいから嫌」
職人は無視する様に妻の脚を開き顔を埋めて行く。
妻の股間を啜る音…必死に堪えながらも洩れ出る妻の喘ぎ声。
「逝くっ…い…逝くぅぅ」
妻は意図も簡単に絶頂を迎えた。
畳に、ぐったりと崩れる妻の横で職人は作業ズボンを脱ぎ下ろした。
妻の肩に手を掛け抱き起こす。
虚ろな妻の手を掴むと膨れ上がるトランクスに添えさせる。無意識だろうかトランクスの上から撫で摩る妻。
「大きい…」
妻の声。
「見て」
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