約束の当日は、何となく妻は晴れやかな表情だった。
お昼の約束の時間が近づき妻は念入りに化粧を始める。
おまけに香水の香りも匂わせて居る。
私は妻に、お礼を兼ねて職人へのプレゼントを預けた。
出払った後は、妻が戻るまでの時間を、どう過ごそうかと考えた。
夕方近くに妻は帰って来た。
妻の手には紙袋が握られて居て、私に手渡してくれる。
妻の話によれば、職人が手彫りで表札を作ったとの事。
着替えに行った時に私は紙袋を開ける。タオル地に包まれた表札、その下に別の小さな布袋があり私は、それを取り出す。
袋の中には小型のボイスレコーダーが入っている私は、それをポケットに隠した。
妻が寝静まった後に私は居間に行き、イヤホンをセットして再生を押す。
生々しい会話や音が聞こえて来る。
「主人には昼食を、と言いながら、こんな所に来てしまったのね」
「今日は誰も気にせずに奥さんを思い切り愛しますよ」
「私って本当に悪い女性ね」
「俺は真剣に奥さんの事が大好きです」…中略…
「一緒にシャワーを浴びましょう」
「恥ずかしいから駄目ょ…こんなお婆ちゃんの裸は見られたくないゎ」
結局、シャワーは別々に浴びたよう…。「待ちくたびれたよ奥さん」
「いゃ…恥ずかしい、お願いベッドに入ってから」
「奥さん、綺麗ですよ」
「いゃ…見ないでぇ」
肌がぶつかり合う音と塞がれた唇から漏れる妻の喘ぎ声。
さりげなくベッド付近に置かれたのだろう、二人の情況が手に取るように伝わって来る。
人が変わったような妻の口から卑猥な言葉が飛び出して来る。
職人を求める妻の声、職人に誘導され隠語を口走る妻。
「あぁ、トオルさん好き…貴方が好きぃ、私をもっと淫らな女性にしてぇ…トオルさんの物にしてぇ」
「恵子…ほら、こんなにグショグショにして、何が欲しいか言ってみて」
「あ~ぁぁ、恥ずかしいぃ、貴方の…トオルさんの硬くて大きいのが欲しいの」「何処に欲しいのか言って」
「あ~、私のそこに…トオルさんが触ってる、そこに入れて欲しい」
最後には妻の口から女性器と男性器の名称が叫ばれていた。私とでは発した事の無い喘ぎを発し乱れ悶える妻。
何度か性交を終えた後…職人の物を手で扱く様子。
「大きくて太い、トオルさんの凄いわ」「恵子、このまま出すけど何処にかけて欲しい?」
「顔に、かけて…トオルさんのを私の顔にいっぱい噴きかけて」
妻の淫靡な言葉…。
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