つづきです:
家に着いた二人は遊び気分のまま家の中を見て回り、小さなホームバーに
落ち着いた。二人してブランディーをすすることにした。
「外に見えてるのって、お風呂じゃない?」とJane。「私お風呂に入るの
大好きよ。あなたも好きなんでしょ?」
ホームバーの高椅子のまま向き合った時、二人の膝が触れ合った。
「お風呂、入ろうか?」Garethが誘った。
「あら水着なんて持ってこなかったわ」と、少しとぼける彼女。
「ハハ、たぶん誰も覗きに来ないと思うよ」彼も負けずにとぼけ返して、
一個だけの電球を消し、そして立ち上がった。
Janeは彼のネクタイを緩め、Garethも彼女のボタンに手をかけた。ずっと
下まで外した時、ドレスが落ちて白いレースのブラとハーフスリップだけの
姿が現れた。そのスリップのウエスト・バンドに両手の親指を引っ掛けて、
彼女はそれをも床に落とす。
足元の服の輪を踏み越えて、彼女は彼の正面に立った。ブラが形よく胸を
包み、それにパンティとガーターベルトが加わった姿は、ひたすら美しい。
Janeの真ん前にひざまずき、彼はガーターのホックを外し、ストッキング
を片方ずつ脱がせていった。その間、彼女はバランスを取るため彼の頭上に
手をついている。ルノワール描く踊り子風だった。両手で愛撫するように、
彼が降ろしていく。太腿、膝の後ろ、形よいふくらはぎ、、と。でも足から
抜く段には一苦労。彼女の方はブラを外して胸に当てて待つ。そしていまや
脱がせ終えた足元の彼に微笑みかけ、その手にブラを落とした。
ばつ悪そうに彼は立ち上がって、彼女の胸に触れた。それから手のひらを
おずおずと両方の乳首に宛がった。その乳首は独特の形を誇っていた。そ
う、完璧な形で胸にそびえる、その突き出し方が比類なきものだったのだ。
湯気立つ浴槽に足を踏み入れつつ彼は、彼女を支えるように手を握った。
「それ、脱いだら?」と彼は勧めた。
「すぐにも脱ぎたい気持ちよ。でも失礼じゃないかしら。」
「いいとも、いいとも。快適なのが一番さ。」
快適といえば湯気と温もりが二人を包み、彼らは満足げにブランディーを
すすった。水面下の照明が二人の身体を浮かび上らせた。すると薄っぺらな
下着がかえって隠微にも見えてきて二人一緒に笑いだしてしまった。何しろ
水で半透明なので、生地を透かした小さなヘア部分が二つの太股のてっぺん
のV字模様をあたかも強調してるようにさえ映るのだった。
いつものビキニなら兎も角も隠してくれてる胸の日焼けのコントラストが
見事なものだから、彼にしろ目を逸らせ得ない。他方、彼女も水面下で彼の
コックがしっかり勃ってきたのを見詰めそうで、それをこらえていた。
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