チンポの歴史のお話、けさはタマタマ編です。前にも触れたように爬虫類は
タマを出していません。内臓らしく内部に納めたままです。やわらかいし、
傷つきやすいので、本来はおなかに大切にしまっておきたいモノなんです。
じゃ人間さまの場合、なぜ出しておくのか、という問題があります。だって
野球やっても危ないし、普通に取っ組み合ってても、ちょこっとした加減で
どえらく痛い目に遭ったりします。
そんな危険を冒しても体外に出しておく理由は温度にあるんです。体温と
いう方が正確ですね。鳥類と哺乳類おは体温を高く保っておくという能力を
獲得しました。これ自体は長足の進歩といえます。高体温の利点は何よりも
高い運動能力にあります。昆虫が夏の期間わがもの顔に威張っていたのに、
涼しくなってくると急いで産卵して姿を消すのはよく分りますよね。あれは
寒いとほとんど動けなくなるからです。急に涼しくなったときなんか昆虫が
(蚊もゴキブリも)動きが極端に悪くなりますね。アレです。
生物の身体はとても精緻にできていますが、中で起こっているのはすべて
化学反応です。生命の発生自体、地球上で起こった化学的進化の結果という
言い方もあります。(業界では普通に使われる言葉です)
化学反応の速度は温度に依存しています。一般に3度あがると化学反応の
速度が2倍になります。10度で10倍に跳ね上がります。外気が何度でも
体内で37度の環境を作っておける、というのは、じつに偉大なことです。
しかし、タマにとっては必ずしも好ましいことじゃありません。この続きは
次便にしますね。むつかしい話、ご苦労さまでした。
ゆうべの報告、ちょっぴり補充です。ボクの本心はツルツルにしたいな、
にあるんです。でも我慢したんです。彼女、ピアスでもしたいぐらい綺麗な
花びらなんです。ホントはぜんぶ剃りたいなと思いながら、でした、エヘ。
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