お天気予報見ていると、今日ぐらいがホントに最後の小春日和のようかナ?
ゆうべの釣果(ちょうか)もまだ分りませんので卵の産み場所のつづきです。
魚たちは水の中に産みつけますので、間違っても卵が水飢饉になってしまう
状況なんか考える必要がありません。そんな理由からでしょうか、両生類に
至るまでの卵には「防水シート」の必要がありませんでした。生物学用語で
いうと、羊膜がなかったんです。
それが陸上に卵を産み付けるためには、防水シートできっちり覆っておく
必要ができてきました。爬虫類、鳥類、哺乳類をまとめて「有羊膜類」とも
呼びます。卵のカラの有無は、羊膜に比べると軽い問題なんでしょうかね。
業界ではあんまり論じられてないと思います。
羊膜のお陰さま、鳥の巣の中、砂漠の砂の中にも有(ゆう)羊膜類なら卵を
産み付けることが可能になりました。ウミガメなんて、住んでるのは海の中
なのに、わざわざ浜辺にまで産卵のために上がってきてますね、フフ。
羊膜の中に入っているのは羊水です。この羊水に守られて哺乳類の胎児は
育つのですが、卵のカラの中で起こっているのも基本的には同じですね。
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