生活の方とりたてて突記するほどでないので、チンポ形成の話を続けます。
実際の生活では「子孫をのこすために」なんて思いながら営むよりもむしろ
ピルやコンドームでそっちを回避しながら楽しむ方が圧倒的に多いですが、
生物史的には「子孫を残す」という(業界用語での)「生存戦略」にそって
追求されてきました。
大まかに脊椎動物の仲間は魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の五つに
分けられますが、このうちボクと同じくイチモツを持つのは後に並べられた
三つだけです。そのうちタマタマを外に出しているのは最後の二つだけで、
ワニ、トカゲ、ヘビなどの爬虫類はチンポを出しているのに、タマの方だけ
引っ込めたまま生活しています。どれもこれも理由があるのです。
上の五つのグループは粗っぽく言うと、地球に出現した順番というか進化
した順番と考えていいのですが、そっくりこの通りに変遷してきたわけじゃ
ありません。さきざき同じことわりを入れるのが面倒なので、今ここで説明
しちゃいますね。まず基本は、他の生物と同じように脊椎動物も海水の中で
誕生しています。つまりお魚さんたちですね。これが上陸してきて両生類に
なっていく、という筋書きまでは大まかにあってます。
両生類と言っても、水から上陸した時点では現在のカエルと同じだった訳
じゃありません。上陸以降4億年と少したっていますが、両生類もだんだん
進化してきて現在のカエル、イモリ、サンショウウオなどになったんです。
鳥類は哺乳類と同じように恒温動物として生活していますが、この両者は
直接に遺伝子的に近いわけじゃありません。鳥類はすべて中生代の恐竜から
進化して生まれてきたものとされてます。逆に言えば恐竜の唯一生き残った
手合いが鳥類となったわけですね。全体がかわいく見えても、鳥の目をよく
見るとけっこう鋭い目つきに思えませんか、フフ。
哺乳類がいまのように子宮内で子育てするようになったのは2億年前から
といわれてますが、爬虫類の仲間とはもっとずっと前から遺伝子的に別れて
いたらしい。最近の業界では、ほぼ3億年前とされています。
以上が前段で、爬虫類がペニスを持つにいたった理由は何だと思います?
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