栗おこわについて書くの、ケロッと忘れてました。ドジ。たしかに美味しい
尽くしの世の中になっちゃったから、忘れられても無理もない。甘いものの
得がたかった少しむかしの人だったら、こんな美味いもの他にはないはずと
思っていたかも知れませんね。って他人ごとみたく書いたけど、何を隠そう
じつは昨夜の食事、たまたま栗おこわの頂きものが付いたんです。あわてて
こうして書いてるありさま。現金なヤローですね、こいつは。
思い出したのは、少量の塩が大切ってことです。あれがないと、腑抜けた
というんですか何とも締まらない味になります。でも、あちこちに決め手と
して出てくる塩があると、何で味がよくなるかご存知でしょうか。考えると
ホント何でも塩加減が重要です。古い言葉で「あんばい」(がいい、など)
というのがありますね。アレ、漢字では『塩梅』と書くのが元でして、昔は
塩加減がすべてとされてた名残りと思われます。
かほどに塩辛いものを平気で口にするのは人間だけで、他の動物は極端な
味付けのものを避けます。塩でも同様です。3年前に先立った愛犬は、もう
死ぬ半年ほど前にブタキムを食卓から皿ごと引きずり落として食べた実績が
あります(食卓は椅子で向かう高さです)が、ひょっとすると高齢で味覚が
麻痺してきてたのかも知れません。難聴も進行してて雷が平気になっていた
ほどですから。(普通は雷鳴を怖がります)
そうそう、これもマニアの世界ですが、愛犬をバター犬に仕立てる場合、
必ず無塩バターを使わなきゃならないのご存知ですか?多量の塩分を腎臓が
処理しきれず腎不全傾向が出るためです。人間だけが耐え得る腎臓を持った
理由がありまして、だんだん摂取量が増えてきたので、内臓も適応してきた
わけですね。もともと哺乳類全体に少量ずつでも、塩分摂取を求める傾向が
あったのですが、人間以外に多量に摂取する手段がなかったんです。それが
文明らしきものができて、摂取できるようになると次第にぜいたくに溺れて
いって、腎臓も丈夫になっていきます。弱い腎臓の持ち主が淘汰された筈。
ややこしくしちゃってゴメン、です。いったんこれで送るね。
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