もう少し雑談です。むなびれはエラの後ろ側の枠(上下で見て)ほぼ中央に
あります。ほんの小さいビラビラに過ぎません。エラの一番下の方に、別の
小さいビラビラがあり、はらびれと呼ばれます。やはり遥かな後世、これが
下肢の原器になります。これで、道草終わり、のつもりです:
別れた時、彼女の歩きっぷりが気になってしまった。どうも、さっきより
くねくね腰を振ってるように見える。いい機会が転がってきたので、こっち
だって気嫌よくなって、先ほどより脚が軽くなったように感じた。
ワインを1本付け足し、予定の買物を掻き集めて支払い、家に向かった。
ありがたいことに雨は上がっていて、春のにわか雨の後だけの新鮮な芳しい
匂いが辺りに立篭めていた。その辺たぶん私の気持ちもがらっと変っていた
せいだったのだろう。家に着いた時、もはや疲れているとは感じなかった。
メアリーは手を振って迎えたが、すぐ出ようとしていた。「ジェイニーの
家に急がなくっちゃ。お母さんと一緒に今クッキーを焼いてるんですって。
あたしだけ、夕食は残り物で済ましたわ。パパさえいいって言ってくれれば
向こうとしちゃあたしが泊まってもいいんだって」と急きこむように言う。
「そんなとこだろうね。忘れ物はないかい、メアリー?」と尋ねる。
「大丈夫よ、パパ。じゃまた朝にね、ありがとう。」
「了解、お嬢。安全運転だよ。土砂降りの後で滑りそうだ。」
「まァ、パパったら。いっつも運転うまいって言ってくれてるのに!」
「分ってるさ、メアリー。愛してるからね、お嬢」手を振って送る。彼女が
白くて小さい自分のラングラーに向かって駆け出したのだ。
「私だって愛してるわよー!」すぐさま彼女は見えなくなった。
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