ウーン、帰途がもったいなかったかナ。「帰りは気まずくて喋れなかった」
のがマズイですね。これはロールプレイと思って下さい。鏡を見てするのと
おんなじように色の道の訓練課題の一つです。なあーに、仲良くすりゃいい
だけのことなんです。どの獲物がどっちのものなんて、元々そんなキメなぞ
ないはずじゃありませんか。ふたりがいがみあっちゃゲームなんて面白くも
クソもなくなっちゃう。この際、前からのアドバイスにしたがって動こうと
ハラの底に言い聞かせて下さい。二人が仲良く演じればいいんです。互いに
仲良くなって行くときの言葉を考えて下さい。当たり前の気遣いを見せて、
共有したばかりの大きな快感を確認していくステップ。ボクが言葉を考える
必要もなく、いくらでも出てくるじゃありませんか。関西生まれの人って、
その辺を如才なくこなせるはずですよ、フフ。
「隣人」の文体、面白いと思いませんか?ボクもオトコの端くれのように
思っておめおめ生きて参りましたが、かくも強烈に男性的なの身体的自覚を
持った覚えなどありませんでした。これからは胸を張って大通りを歩けない
気分になっちゃいそうです。って訳でゆかりさんのコメントも欲しいなあ:
私の視線はゆったりながらも、ぴったりした彼女のブラウスをさまよい、
服地の下に隠れている中身へと想像を逞しくしていた。ビキニから礼服まで
あらゆる服装の彼女を隣人として眺めてきた。もう7年以上に亘っている。
天性の器量よしだけに、合う衣服を求めるのが却って大変だったろうけど、
彼女の服の選び方は、いつも分別ゆたかさを思わせ、セクシーでもあった。
「食品の買出しだね。ウン、わかる、わかる。」
ヘレンは買い物カートの中に缶を入れた。「ほんの週末用の少しだけね。
ジェニーはトッピング散らしの軽食ケーキが好きなの。けど見つけられそう
にないみたいだわ」と言って、彼女は辺りを見回した。
「それってあれのことじゃないかな?」上段の棚を指差した。「メアリーも
あれが好きなんだよ。」
「あっ、あれだ!」と彼女は答えた。手助けしてやれる前に手を伸ばして、
彼女がその箱を手にする。ほんの一瞬、彼女の上腹部が剥きだしになった。
セクシーなブラウスに隠されたカーブを思い描く、そのヒントを私としては
頂けたような想いだった。伸びをしたとき彼女は、もう片方の足もぐるっと
回してバランスを取った。その踵が私のくるぶしにぶつかった。
「ゴメン。お互い様ぶつかり合うのって私たち、だんだんなれっこになって
きてるみたいね」と肩越しに笑いかけながら、彼女が言う。おいおい現実に
この身体にぶつかっていく場面になれば、どんな事になるんだよ、と本気で
考えてしまう気持ちを抑えきれない。もう心の底からくたびれ切っていると
思ってたのに、身体の方では彼女の微笑に反応してしまう。
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