さっきは思いつかなかったけど、とんだ混ぜっ返しのセリフが使える場面を
見過ごすところだったよ。いわく:亭主が魚釣りなら女房は陸釣りだね。
ネ使えるでしょ、イッヒヒ。「陸釣り」、おかづりと読みます。辞書では
俗に「女をあさること」の意味で使いますが、今回は男の子をあさる訳で、
厳密にはちょっくら違ってるかもね。また成果のほど、教えて下さいね:
ほんの薄くだけ化粧が施され、櫛の跡も鮮やかな黒髪が惜しげもなく流れ、
うねるように肩にかかる。ジェニーと同じように、へレンも裸足だった。
それを見る私の眼差しに気づいたのか、彼女から言い出した。
「宜しければ、あなたも靴を脱いで下さい、靴下もね。なるべく私としちゃ
この夜を快適に過ごしたいの。あなたにもくつろいで欲しい訳ね。」彼女に
蠱惑的に笑いかけられては、私のホルモンが騒ぎ出した。これだけ魅力的な
女性二人と一緒にいるという状況は、もう何ヶ月も封印してきた私の感覚を
否応なしに目覚めさせ始めるのだった。
「ぜひとも脱がせてもらうね」と応じて、履いていたローファーを蹴って、
廊下の方へ滑らせた。「ワインを持参してみました。グラスだけお願い。」
「すてきね。ありがとう。あなたの分も、でしょう?」とヘレン。
「ええ、お願いします」と答える。彼ら親娘の間のくつろぎと同じく親しい
雰囲気が私との間に生まれてるのを感じ取ることができた。ワインが入り、
三人の週末に、と乾杯した。ジェニーは自分用にコークを入れて飲んだ。
「わたしはワインなしでけっこう。承知の上です」とジェニーが口を挟む。
「誰か一人はオツムがはっきりしてないとね」と付け加えて、母親に向き、
にたっと笑いかけた。ははあ、私のくるのに先立ってヘレンのさっきの話を
ジェニーに伝え、二人で話しあって、どうするか準備していたようだな、と
いう感触を持った。私にどう入り込んで欲しいのか、はっきり分らないが、
こうやって彼らの家に上がりこんで、ワインを一口ずつ啜っていくごとに、
すこぶる気持ちよく酔いが回って居心地よく感じ始めていた。
:残念ながら、現在訳せてるの、ここまでなんです。頑張って進めたけど、
とうとう追いつかれてしまいました。また少し書きだめることができたなら
載せますが、しばらくの間、このお話はお休みです。少しだけでも、感想を
言ってくれるといいなあ。
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