明かしますと、ボクもじつは関西にいたことがあるんです。生まれは関東に
近いけど、京都の学校に行ったんです。で、通称北山っていう京都の北側に
広がる低い山々をそれこそ飽きるほど歩いたよ。想い出すと懐かしいなあ。
あっちの方の手ほどきしてくれたのも、たぶん京都生まれの女の子でした
から、それでフト疑問に思ったという次第、へへ。
ゆかりペアの今日の冒険も魅力たっぷりみたいだね:
ジェニーの後ろにくっついて台所へ向かう。どうも必要以上にゆっくりと
彼女が松葉杖歩行してるようだ、と感じた。その御蔭さま、ヒップの揺れと
股の切れ込みの動きを後ろからじっくり堪能させてもらえたのだ。よしんば
そんな意図など彼女に微塵もなかったとしても、この光景にはそそられた。
誰にも知られぬこの瞬間、私はいささかの遠慮会釈もなく眺めていた。
台所のいい香りですぐにも食べたくなった。「何作ってるの?」と訊く。
「母は一日中、シチューを煮込んでいたんですよ。もう出来上がってます。
私としては、エヴァンズさん、ごゆっくりされるといいと思っています。」
腰を下ろすようにと、身振りで彼女が勧めてくる。
「大好物って匂いだよ。こんな料理、今は再々作るって訳に行かなくてね」
と言い、辺りを見回した。テーブルの上と食堂のぐるりには既にローソクが
点けられて、芳しくも妖しくそそるような匂いを放っていた。
「私も、ご招待した時から、ごゆっくりして頂きたいと思ってましたよ」と
言いながらヘレンが部屋に入ってきた。ずいぶん胸の谷間の広くあいた服と
ゆるい目のスラックスの姿で、快適そうながらも表情は自信に満ちていた。
ほんの薄くだけ化粧が施され、櫛の跡も鮮やかな黒髪が惜しげもなく流れ、
うねるように肩にかかる。ジェニーと同じように、へレンも裸足だった。
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