結婚後の浮気がもう一つ明らかになった。この頃が一番綺麗だった妻。もうこれ以上隠し事は無いのだろうか?
あって欲しいし、妻に内緒で見つけたい…。だけど今回の様に証拠を残しているのは稀だろう。特に行きずりのセックスなら証拠なんて残らない。
私が気になっている事は、独身時代の経験人数。僕以外の4人のうちの2人の事は知らされていない。
思わず本当をいっちゃったのか、それとも見栄を張ったのか…。
明日も妻は夜遅くまでは帰らない。明け方までしつこく妻の部屋を探ったがこれ以上何も出てこなかった‥‥。
淳君は中東に旅立った。一か月会えないと言うのに、妻はそれ程落ち込んでいない。今週の金曜日から二人で温泉旅行に行く。西伊豆の漁師町で魚料理が自慢の宿。混浴露天風呂と貸切露天風呂がある。貸切予約は宿泊予約と同時に取っている。
金曜日の午前中に家を出た。湾岸高速道路を西へ走る。妻は自分が好きな曲を選んでは聞かせてくれる。二人が出会った頃の曲だ。
「あのね、パパ、この旅行は、パパの為に尽くそうと思ってるから楽しみにしてね…」
「え、何?期待するじゃん」
「だって、ずっと淳君とばかりで、パパの事かまって上げられなかったし…」
「そうだね。淳君ばっかりだったね」
「ごめんなさい。だって、淳君が会いたい会いたいって猛烈なんだもん」
「彼はゆかりにぞっこんだよね」
「それこそ麻疹(はしか)みたいなものよ。同年代の彼女が出来るように指導しているし…」
「指導って(笑)」
「でもね、パパ。淳君と最初の内は凄くて感じまくったけど、最近はね。ちょっと…ね」
「前ほど感じない?」
「慣れかな?凄いセックスも慣れるのよ。でもね、逝く事は逝くのよ。長いしポルチオ届くしね…」
「まぁ、ゆかりは飽きっぽいのかもね」
「うん…。そうかもしれない。困った」
昼は沼津港に寄って食事をして、深海水族館にも行った。周囲には沢山の海鮮料理店が並んで、中国人外国人が溢れていた。
そこから伊豆半島の西側を回って目的地を目指した。運転は妻に代わって貰っている。
「この旅行はね。もうパパの私でいたいって思ってるの?」
「どういう事?」
「こうして運転手もするし、上げ膳、据え膳で、パパを御殿様の様にもてなすの…」
「だって旅館だから上げ膳、据え膳だし、布団の上げ下げも旅館側がしてくれるし(笑)」
「すること無いわね‥‥どうしようかな」
「ゆっくり休めたらいいよ」
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