会社で仕事をしながら残りの録音データを聞き終えた。
ホテルを出て、ランチを食べた後は、大学の室内プールへ行っていた。
会話の中に私への悪口は無く、淳君がいかに妻が好きか?の言葉と、妻の大人の対応、そして泳ぎ終えた後に再開された二人の地獄の戦いのような嬌声。
二人のセックスを盗み聞ぎしていると何か男としての自信を失っていく感じがする。
「淳君、セックス凄そうだな…」
「そうね。凄いわよ。機会があったら見せてあげたいくらい…」
「え、見れるの?」
「私の希望よ。彼は嫌がるわ…。露出癖も無いし…」
「でも、話を聞いていると、男として大きな敗北感に包まれるよ」
「あら、何言ってるの?あなたはたった一人の私の夫よ。私が最も大事な異性よ。もっと自信を持って」
「建前でも嬉しいよ」
「建前じゃないわ。セックスでもそうよ」
「そんな、勝てる気しないよ」
「勝ち負けじゃなくて、安心感かな?」
「それだけ」
「ううん。あなたのは淳君のよりもずっと太いわ…」
「そうなの?だって淳君のは20cmもあるんだろう?」
「そうなんだけど、でも、あなたの方が断然太さがあるの。それに、ごつくて見た目も強そうだし…。ピストンされると膣の中が引きずり出されそうになるし…。カリも大きくて素敵だし、充分エロイわよ(笑)」
「そんなに褒められると嬉しいなぁ」
「でも、ちんちんだけじゃないの。あなたの事はもう25年も好きなの。いつもそばにいてくれてありがとう」
「倦怠期もあったけど、手を払われたこともあったけどね、諦めないで良かったよ」
「そうよね。私、淫乱なのよね。とにかく男性に好意を持つと、セックスしたくなるの。貞操感のハードルが低いのよね」
「ゆかりね、俺、最近思うんだよ。ゆかりが告白してくれた男性経験が全てじゃないような気がして…。ああ、でもいいんだよ。その内話してくれてもいいし、いやなら話さなくてもいいんだ。ただ、そういう自由なゆかりの姿を想像すると興奮するんだよ」
「良かったあなたが寝取られで…(笑)」
「元は寝取りだったんだけどね。ゆかりを観察しているうちに寝取られに改造されちゃった」
「私が改造したの?」
「どうだろうね‥‥(笑)」
妻は淳君に独身時代の経験人数を私以外に4人だと言った。私は2人しか聞いていない。何処で省略されたんだろうか?そして、ちゃんと告白する男たちと省略される男たちにどんな差があるのだろうか?
私が全て知ってしまったら妻に興味を失うかもしれない。歳を重ねて老いてゆく妻と何時まで爛れたセックスライフを楽しめるのだろうか?この先、年老いていく妻を相手にする男たちは今ほど多く居るのだろうか?
男に求められなくなった時、妻は大丈夫だろうか?なんて心配してしまう。
「なぁ、僕がカメラマンになるから、お前の綺麗な写真を残さないか?」
「なにそれ?淳君としているとことか?撮るの?」
「いや、嵌め撮りじゃなくて、最初は普通のヌード写真がいいな」
「そうね、お互いに時間に余裕があったら旅行にでもいって、写真を撮りましょうね」
「なるべく早いうちが良いね…」
「そうだ、あなた。お料理教室に通ってもいいかしら?」
「どうしたの?料理上手なのに…今さら…」
「トレーニング教室は辞めちゃったし、スイミングスクールだけだし、平日、暇すぎて…」
私の会社にって考えられるけど、フルタイムは無理だろう。そうなると淳君に会う時間が制限される。
「あのね、淳君、学生のアジア大会があって、トレーニングも兼ねて来月からひと月ぐらい中東にいっちゃうの」
「おう、将来有望なんだね。でも寂しくなるね…。いいよ。料理教室。それに、撮影旅行もその間に行こう…」
「ありがとう。旅行嬉しい…久しぶり」
旅行か‥‥。旅の恥はかき捨てっていうからな。ちょっと色々寝取られイベントを考えよう。
淳君の中東遠征の前に、一泊デートを許して、妻は体中にキスマークを付けて来た。寝ないでセックスしまくったらしく、帰って来るなり2日間、殆ど寝て過ごした。
盗聴も飽きて来たし…。淳君は不在だし。旅行は3週間後だし…。でも妻は相変わらず私を喜ばせてくれる。
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