時計の針の進むのが遅く感じるくらい居心地悪かった。
「じゃあ行きましょうか」ってSさんの声に振りむくとビックリした。
祐子、来た時の恰好。そう、Sさん指定の薄いピンクのシャツとフレアミニのベイジュのスカート、そして薄いグレーのカーデガン。
着替え持ってきてるはずなのに。
「じゃあ行きましょうか」Sさんの声に「はい」って間抜けな声出してた。
フロントで支払いすました。全部Sさんのカード(私のバーの分も)横目で見ると38万円。ビックリした。
車の運転席に乗り込むと、当然の様に後部座席にSさんと祐子。俺は運転手さんか!怒りもあったけど興奮が上回った。
車走らせた。「卓也さん、まだ時間たっぷりあるから、下道で、道の駅でも見て帰ります?」
そんな質問にも間抜けに「はい」って答える私。
ふとバックミラーを見ると、祐子の肩、揺れてる。慌ててミラーの角度、見やすい様に調整する。
Sさん祐子の肩抱きながら、股間に指這わせている。その股間には予想通りショーツは無かった。
「安全運転お願いしますね」ミラー見ながらSさんが笑顔で言う。
「はい」って又間抜けな答えする私。そのうち祐子、我慢できず声上げ始めた。
始め潜った声だったのがトーン高くなり、そのうちどうでもいいって感じで憚りなくなってきた。
「逝く!逝っていい?  あああ・・・・。逝く逝くS逝く!!」
車内に響き渡る声で祐子、逝ってしまった。
その後もミラー越しに見せつける様に痴態続いた。
Sさんの股間に張り付いてた祐子に、「祐子、道の駅だよ、休憩しよう」
Sさんの言葉聞こえぬように祐子、頭上下してる。
Sさんが宥め、やっと休憩になった。
どうしたんだろう、何処で歯車狂ったんだろう。
自問自答しても答え出るはずもなかった。
Sさんを下す駅に着いた。Sさん区rマ降りると祐子も降りる。
そのまま助手席に乗って来るかと思ったら、車の外でキスしてる。
それも舌絡ます本格的なキス。道行く人、小声で何か囁いてる。
助手席に戻った祐子、確認して車走らせた。
家に帰った。祐子まだボーっとしてる。
二人でシャワー浴びた。ビックリした身体中キスマーク。
そして、股間にあるはずのものが無い。無毛。
「剃られたの?」口ポカーンとあけながら言う私に「うん、ゴメン」天使の微笑みで言う祐子
何も言えない。そこまでされた、って感覚と、抵抗しなかったのかよ って感覚入り混じった。
でも祐子の笑顔、すべて消してくれる。
シャーワー浴びベッドに同衾した。キスしながら股間に指這わせた。
全然違う。キスの仕方、濡れ方。すべて違う。そのうち私の股間扱く指、全然違う。
Sさんの影感じながらも興奮して身体重ねた。 でも、誤解だったって分かるのは直ぐだった。
ごめんなさい、 又
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