自分の体力不足から妻、香奈を満足させてやれず、悩んだ挙句、他人棒それも僕の後輩橋本25歳を妻に抱いて貰いました。
時間を潰し自宅へ帰ると橋本はもういませんでした。
香奈は台所に立ち洗いものをしていました、僕がただいまと声を掛けると、いつもなら顔をみながらお帰りと言ってくれる香奈が、背を向けたまま、おかえりと。
どうだったと聞くと、無言で頷きました、どうやら抱かれたようでした。
これからも時々どうかなと聞くと、また無言で頷きました。
そこで止めさせればよかったのですが香奈も橋本も僕の言葉を待っていたのです。
それから半年の月日が、あるひ香奈が帰宅してもいませんでした。
テーブルに紙切れと一枚の離婚届が、はっとしましたが手遅れでした。
香奈の文字でごめんなさい私妊娠しました彼の子です。
彼と暮らしますごめんなさいの文字が書かれていました。
僕は打ちひしがれ気が付けば空港にいました。
そのまま搭乗し付いたところが上海でした。
僕はそのまま上海、蘇州と汽車に乗り太湖ほとりから無錫の街へと向かったのです。
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