シートの中から出て来たらどうしよう?そんな恐怖心も
ありながら私の足は、前に進みました。
プレハブに回り込むような形で一番端のプレハブにたどり着きました。
私は数十センチほど開いているプレハブの後ろの隙間に
身を隠しました。横向きで立っているのが精一杯の狭さでした。
その裏では、数メートル横に有るシート小屋からの明かりが
プレハブ裏の隙間を薄暗く照らしていました。
物音や声も聞こえてこないその空間は静まり返っていました。
私は隙間から抜け出し、寒さも限界だったので車に戻りました。
急いで家に戻り暖を取るうちに自分がやた行動を思い返しました。
危険な行動だったと思いましたが、訳も無いドキドキが
あったのも事実でした。また、同じことを繰り返してしまうかも
しれないと感じました。同じことをやらない自信が私には
有りませんでした。その夜は、自慰行為には発展しませんでした。
布団に入っても同じ事を何度も繰り返し考えていう内に
眠ってしまいました。翌日、買い物帰りに立ち寄ってしまいました。
見ると、ブルーのシートらしき物が有りませんでした。
車を停めて、歩いて場所確認をしました。そこには、ゴミだけが
放置されていました。どこかに移動したようでした。
すれでも、一瞬でしたが私をドキドキさせてくれてありがとう
なんって思ったりもしました。もし、あのままの状況が続いていたら
どうなっていたんだろう?と、考えたりはしました。
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