初めて、私から「飲みに出ますか?」と誘いとも
思えるようなラインをしましたが、健二さんの都合で
暫くは、こちらに居ないと返事が来ました。
「こちらに戻る時は、また連絡くれますか?」
完全に私からの誘いでした。健二さんも
「分かりました。」その一言だけ返事をくれました。
私は健二さんからのラインを待つだけでした。
その間、健二さんに会った時の事を時折妄想していました。
一方、主人と言えば、曽我さんの件(嘘の話)は一旦
終わったのに、数日も経てば「本当は、曽我さんと飲みに
行きたかったりするんじゃないのか?」などと、情けない
事を言ってきたりしていました。私は、適当に主人の
話しに合わせて会話をしました。
「もう一度、よく考えるよ。」と言う返事をして、また
数日すると、「気持ちは決まったのか?」などと聞いてきました。
私は、こうなったら主人を少し嫉妬させたり本心はどこまでなのか
確かめる事にしました。
「怒らないなら、食事なら行ってもいいかなって思うよ。」
「そうか、食事なら行くんだな。怒りはしない。」
「けっど、飲みにも行くかもよ。」
「そうだな。飲んだりもするだろな。」
「曽我さんに言い寄られたらどうしよう?それが心配。」
「真美は、どうなんだ?言い寄られたらどうなんだ?」
「あんな事をされてから、少し自信が無くなってる。」
「あんな事?」
「だって、曽我さんの名前を出して私をいじめるでしょ。」
「そうだな。けど、真美も反応してるだろ。嫌だったのか?」
「嫌だとかじゃなく、あんな事されてらどうしても反応
してしまうだけ。」
こんな会話をし、翌日の週末でした。主人からまた
ラインだきました。
「昨日の話だけど、誘いの話はするのか?」の問いかけからでした。
「まだ、少し迷ってた。けど、来週にでも会ったら話そうかとは
思ってはいたよ。」
すると、主人が私に指示を出しました。
「今からやりたい事が有る。」と、言ってきたのでした。
それまでは、ラインでの会話でしたが、電話が掛かって来ました。
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