天井を見上げ2人でベッドに横たわる。
セックス後のまったりタイム。
しかし、と俺はフト思った。
いくら安全日とはいえ中出しはさすがにやりすぎた。
42歳とはいえ現役だろうし、万が一のことがあったら取り返しのつかない関係だ。
急激に現実に引き戻される感覚だった。
「あっ出てきた」
姉はそう言いながら急いで枕元のティッシュを取り
股にあてた。中に出した精液が漏れてきているようだ。
「てかさ、アンタすっごい出したよね?」
本人はそこまで深く考えていないのが救いw
「中でビクビクしてるのを感じるとさ、あー気持ちよく出してるんだなって、達成感というか嬉しいわ」
「弟でも?」
「うん…まーね」
そして俺の身体に身を寄せてくる。
「ちょっとこのまま抱きしめてよ」
俺は言われた通り横を向き抱きしめた。
「セックスのあとに裸で抱き合うのって、気持ちいいよね」
そう言いいながら俺の股の間に足を入れる。
「はぁ温もる~」
「こういうの、月に2、3回くらい欲しいんだけどな」
なんかセフレみたいな言い方だなと少しイラッ。
「あーそうだよな、時間があればね」
俺がぶっきらぼうに返事をすると
「ちょっとなにそれー」と不服そうな顔。
「いいよ、ならナンネでほかも探してみようかしら」
「他人棒?」と俺は条件反射のように聞き返した。
自分でも分かるくらい声がマジだった。
「そう。あんたのお姉さん、他人棒さんにいいようにされちゃうかもよ?なにされちゃうんだろ~」
姉が「他人棒」という言葉を口にした瞬間、俺のチンチンへ一斉に血が集まってくるのを感じた。
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