これは、未遂に終わったと取ればいいのか?
この時点でアウトではないか?
私の判断は迷っていました。私は衝動的にある行動に
自然と出ていました。私が乗って来ている車のドラレコを
最新の物に交換する事でした。店に出向き、定員に機能の
説明を聞きながら携帯からも動画確認が出来てエンジンが
かかっていなくても動画記録が出来る物を選択しました。
この件については、何も嫁に触れる事無く年末を迎え
自宅に帰省となりました。その数日間は、仕事中も脳裏に浮かび
発作的な興奮が私を襲いました。
嫁とラインや電話で会話中も頭ら離れませんでした。
自宅で年越しもしましたが、私自身はどこかソワソワした気分で
数日をおくりました。そして、そこに居るのが何故か苦しく感じました。
本来なら長く居たかったのですが、予定を切り上げ単身先に
戻る事にしました。私は、以前から準備していた計画に出ました。
車を入れ替えて単身先に戻る事でした。
私が乗っていた車のドラレコを交換していたからです。
適当な理由をつけて乗りかえて戻る事は簡単に嫁も納得しました。
そして、もう一つ勇気がいりましたが少し男の事についても
触れる話を、単身先に戻る最終日の夜に嫁に問いかけました。
少し酒の力をかりました。結果的には少しというよりは
そんな事ばかりを考えていた為か、かなり呑んでしまいました。
嫁と肌を触れ合う中で、ようやく男についての話題を出せました。
「ところで、あの話だけど…」
「あの話?」
「そう。前に食事と言うか飲みに誘われてた話。結局は自然消滅?
そう言えば何もその話が無くなったからどうなったんだろうって
思って。連絡も取ってないのか?」
「自然消滅と言う訳じゃないけど、まだ行って無い。
時々だけど、ラインは来るけど大した話じゃ無かったから
言わなかった。」
「そう。それで、どうするんだ?いつかは行ってあげるのか?」
「行くっていても、どうしたらいい?行ってあげた方がいいと思う?」
嫁は私にどうすればいいのか判断を任せるよう返事をしました。
そう言えば、私は詳しく男の事を知らないままだったので
嫁に男の事について少し聞き出す事にしました。
分かった事は、独身で年齢は50前後らしい。
前職での関係は、同じ部署の先輩。宴会などは数回参加。
会社を辞めて再開するまでは、連絡先の交換もしていなかったし
会社以外での会話も当然なかった。皆からは、源じぃーと
愛称で呼ばれていたようです。嫁は源さんと呼んでいたようでした。
そんな話をしている内に私の頭の中でまたあの光景が浮かび上がりました。
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