当日、タクさんを乗せて三人で温泉に向った。
到着して前回と同じ部屋に案内された。
自分『あっ!そうだ!貸切風呂だけキャンセルしてくるから、ちょっと待ってて!』と言い二人を残して部屋を出た。
もちろん演技だ。タクさんも演技だと知っている。
部屋に戻り『ゴメン、当日はキャンセルできないみたいだよ!どうしよう』
(できない訳がない)
嫁を説得した。
渋々と納得する嫁。
この日は当日一番の貸切風呂だ。一緒に脱衣するのは恥ずかしいからと、自分達夫婦が先に入って、後からタクさんが入浴しにくる感じにした。
これもタクさんが、嫁のほんとうの脱ぎたて下着を一人で堪能できるように考えた作戦だ。
少しするとタクさんがタオルで股間を押さえながら入って来た。
目と目があった瞬間、タクさんが軽く会釈した。これは堪能したんだと解った。
湯に浸かり自然な流れでタオルを取り、淵にタオルを置いて座るタクさん。
3人で仲良く談笑する。
嫁の目線は、意識して下を見ないように話していた。
嫁はタオルで隠しているが、前回で免疫ができているのか、表情を見るとそれほど恥ずかしそうにはしてなかった。
ジャンケンで負けた者が、脱衣場にある自動販売機で、水を買ってくることになった。
(嫁が負けますように!)
そうタクさんも思っただろう。
ジャンケンをする…
タクさんが負けてしまった。
(なにしてんだよ笑)
タクさんがタオルを手に取り、股間を押さえながら立ち上がって自動販売機に向った。
タクさんが居なくなると、嫁はタオルで隠しながら淵に座った。自分は何も隠さず座った。
続く
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