コメントありがとうございます!
書き溜めてないのでゆっくりですが最後まで書き切ろうと思います。
居酒屋は歓楽街にあり、近くにラブホが数件あります。
僕は外に出るとラブホに向かって歩き出しました。このチャンスを逃すまいと自然と足早になります。
僕がどこに向かっているのか姉は理解しているようでした。
ちょっと!待ってよ!!
本気なの…??
小走りしてくる音が聞こえてきて、僕の後ろでピタリと止まります。
ねー、何とか言ってよ。
とりあえず行ってみてさ!
とりあえずって…
ほら、まだ飲み足りないし、話し足りないしさ。
コンビニでお酒とツマミを買ってこ!
アンタこうやって誘い込むの慣れてるのね…
というか、だったら居酒屋さんで良かったじゃない(笑)
そうは言いながらも姉の中では決心がついているようで、自らコンビニを探し出すと僕の腕を引っ張りました。
あー、これヤバいやつ。記憶なくしたことあるわ。
冷蔵庫の棚からストロングゼロを手に持つ姉。僕は近づくとそれを何本かカゴに入れました。姉はきっと言い訳が欲しかったんだと思います。弟とセックスしたのは泥酔していたから、という言い訳を。
外に出るとコンビニ袋を手に再び歩き出します。
目当てのラブホが見えてきました。
あそこ!行こ!
え~、もー、まさか弟とこんなとこに入るとは思わなかったわ…
姉は周囲を警戒しているのかチラチラ見渡します。
フロントのパネル前で部屋を選んでいると、ココでいいじゃん、と姉がパネルを押し、吐き出された紙を手に受付に向かいました。
居酒屋は払ってもらったからココは私が払うわ。
エレベーター内には何とも言えない微妙な空気が流れていましたが、デニムの中ではカチカチに勃起しており、動くたびに我慢汁がパンツに絡みつくのを感じます。
そしてとうとう部屋にIN!
僕は冷静を装うと、袋の中の商品をテーブルに並べます。
すごい量(笑)
絶対に飲みきれないでしょー。
上着も脱がずバッグすら抱えたままベッドに隅にチョコンと腰かける姉。
ちょっと、上着ぐらい脱ごうよ!
それにもうベッドって!気が早すぎ(笑)
漂う緊張感を和らげるためジョークを言うと、それもそうねと笑いながら僕の上着と一緒にハンガーにかけてくれました。
そしてソファーに近づいてきましたが、やはり座るのははじっこ(笑)
ちょっと!遠すぎ!
だって、なんかメッチャ恥ずかしいし。
急に襲われそうだし~(笑)
ヤバッ。さっきから勃起してるのバレてそうと慌てて足を組む僕でしたが、ストゼロを手渡すと近づいてきました。
空き缶がどんどん増えていき、スマホの時計を見ると入室してから1時間が過ぎようとしてました。
マズい。と僕は焦りました。
お互い意識しすぎていたのか、エロい話は一切出てこなく、いつしか和気あいあいな雰囲気になっています。
このままじゃ本当にお酒を飲んで話して帰ることになりかねない。
僕は意を決しました。
ね!
ん?何?
ハグしていい?
えー、何でよ急に~…うん、いいよ。
僕は姉が手に持った缶をテーブルに置くと立ち上がらせ抱き寄せました。
最初は手に力が入っていてギコチナイ姉でしたが、僕の腰に手を回してきてくれました。
あー、お姉さん温かいし、いいニオイする~
居酒屋さんでタバコの煙がついてるから臭いでしょ(笑)
1分間ほどハグして離れまぎわ。
ね、キスしていい?と耳元で囁きます。
姉の顔が小さく立てに振られます。
僕は震える手を姉の両肩にそっと置くと、唇を近づけていきました。
最初こそ軽く唇をつけたり離したりしていただけでしたが、次第にエスカレートしていきます。
ん…ハム…ピチャッ。
僕は姉の閉じられた歯を割ろうと舌をねじ込みます。
んーん、ちょっと…
喋りかけた瞬間をチャンスとばかりに頭を抱え、再度舌をねじ込みました。
む…チュパッ、ムチュッ、ハムッ、ペチャッ。
観念したのか次第に姉も舌を絡めてくれるようになります。
そして僕は意識的に、デニム越しのギンギンのペニスを姉の腹部に押し当てます。
姉はハッとして僕を突き放しました。
なんでよ…もう僕こんななんだもん…
まだシャワー浴びてないからあ~
というか、知ってたわよ、ずっとね、エレベーター乗ってたときから(笑)
姉は笑いながらそう言うと、洗面所に入り、覗かないでね!って釘を刺すと扉を閉めてしまいました。パタン。
部屋に一人になると、僕の緊張の糸は一気に切れました。同時にバスルームからはシャワーが出る音が聞こえてきます。
僕はスッと立ち上がり服を脱ぐと、洗面所に向かいました。
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