ナンパされた男四人組に炎天下のテント内で好きなように弄ばれようとしている優子。 優子も嫌だと思っても、もうこの状況では自分の力では逃れられないと半ば諦めかけていたらしいです。 その時です。テントの間口から一人、顔を覗かせ
カズマ:「あのぉ~、お兄さん達、何してるんですか?」
男四人が一斉に優子から手を離し
A男:「何や!お前!勝手に他人のテント内覗くなや!(怒顔)」
カズマ:「いやぁ~ちょっと何されてるのかなぁ~って思って(爽笑)」
D男:「だから何やねんて!お前!何がおもろいねん!(怒顔)」
カズマ:「いや!何も面白くないですよ!だって自分の彼女が、知らない奴らにテントに軟禁されて、犯されそうになってるのに、面白い訳ないですよねぇ(怒顔)」
C男:「はっ!?彼氏!?優子さんは彼氏とは来てないって言うとったで!友達って言うとったけど、お前、何か勘違いしとんのと違う!?(怒顔)」
カズマ:「う~~~ん!勘違いしてるのは、お前らの方じゃないかなぁっ!(凄怒顔)」
カズマ君のその怒った顔は、優子は初めて見る、鬼のような形相(オーラ)だったそうです。
B男:(少し怯んだ様子で)「で、何やねん!どうしたいねん!?お前は?」
カズマ:「俺がどうしたいかを何でお前らに言わなきゃいけないの!?『優子、おいで』(手を差し伸べる)」
優子「うん!・・ありがとう・・」
優子はサッっと立ち上がり、カズマ君の手を取って、男四人組の隙間を縫って、テント内から出てきました。 テントを出ると、カズマ君の後ろにタカヤ君とコウジ君もスタンバイしてくれてて、二人揃って『ニコッ』とピースサインをしてくれました。優子は少し涙が出てしまったそうです。(泣)
A男:「おいっ!ちょっと待ったりぃな!兄さん! ええ格好したまま終わりとちゃうで!(怒顔)」
男四人がテントから出て来る。 するとタカヤ君とコウジ君が優子を自分達の後ろに隠しました。 カズマ君の後ろに二人(タカヤ・コウジ)が居ることを知らないでテントを出て来た四人は、ゴツい背の高い大男(タカヤ)と、ラグビーで鍛え上げた胸板分厚い男(コウジ)が居ることに気付き、少し怯んだ様子になりました。
タカヤ:「なんなんだよぉ~!まだ何か文句あるの!?こいつ(カズマ)の彼女をお前らがナンパしたからこうゆう結果になったんじゃないの!?」
コウジ:「ええ格好も何も、こいつ(カズマ)は自分の彼女を取り戻しに来ただけなのに、まぁだ何か因縁つけてくるの!?(怒顔)」
優子:(心の声)「カズマ君もタカヤ君もコウジ君も、こんな怖い顔見たことないょ。私を守ってくれようとして、本気で怒ってる。」
カズマ:「まだ何かある!?(怒顔)」
男四人:「・・・・・・・・」
カズマ君達の本気のオーラに圧倒された四人組は誰も言葉を発しなかったそうです。
カズマ:「さっ!テラスに戻ろ(爽笑)」
タカヤ:「お~~~戻ろっか!(爽笑)」
コウジ:「優子さん、行こ!(優笑)」
優子:「ホントにありがとぅね(涙)」
優子は本気で自分を守ってくれた三人にスゴく惹かれたのは言うまでもありませんでした。
タカヤ君は優子を一人でビーチに行かせ、ナンパされたら直ぐに割って入ってどうにかする計画だったらしいですが、まさか優子がテントの中までついて行くとは思ってもなかったみたいで(笑)割って入るタイミングが遅れたらしいです(笑)
しかし誤算とはいえ、これで優子が三人の男に益々のめり込む事情が出来上がったのは、タナボタではありましたが『流石御三家』と言うしかありませんでした。。。(笑)
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