第二回飲み会も二時間が過ぎ、お酒もトークもまだまだ続き、三人共に「ゾーンに入っていた」らしいです(笑)
優子:「えっ、タカヤ君やコウジ君は今、彼女さんとかは居ないの?」
コウジ:「俺は今は居ないです。大学ん時は居たんですけど、社会人になって直ぐに別れてしましたした。」
優子:「何で別れちゃったの?」
コウジ:「彼女も就職したんですけど、そこの会社の一つ上の先輩に持っていかれちゃいました!(恥笑)」
優子:「浮気されちゃったんだ。」
コウジ:「そうですねぇ。リアル寝取られたみたいな・・・(笑)」
タカヤ:「ねっ!これも、浮気は男ばっかりがするもんだと世間では思われがちだけど、女性だって浮気してる人、いっぱい居ますもんね!(笑)」
優子:「そうだよねぇ。私も友達で浮気してる子、何人か居たの見てきたもんねぇ(笑)」
コウジ:「男も女も失態は同じように犯してるんですね。優子さんは失態を犯したことは無いんですか?(笑)」
優子:「こらっ!上司に何てこと聞くの!?(笑)でも・・・無いこともないかなぁ・・・(薄笑)」
タカヤ:「えぇぇっ!優子さんもあるんですか!?その話、沼りそう!(笑)」
優子:「あるって言っても結婚する前の話だよ。20歳(ハタチ)くらいの時だったかなぁ(笑)その時は大学生だったし、将来のこともまだあまり考えてなかったし、その日が楽しければ!って感じで過ごしてからねぇ(恥笑)」
タカヤ:「そうなんだぁ~。優子さんって経験人数って何人くらいなんですか?」
優子:「えぇ~~覚えてないよぉ~(笑)」
タカヤ:「おおよそ?(笑)」
優子:「えぇ~?10人?くらい?(笑)」
コウジ:「まぁまぁ結構、経験してますねぇ(笑)」
優子:「えっ!?そうなの?私もう三十路前だよ!(笑)10人くらいは普通じゃないの?(照笑)言っとくけど全部、結婚する前の話だからね!(笑)」
タカヤ:「そうなんですか!じゃぁ、結婚してからは、旦那さん一筋なんだ?優子さんも旦那さん、大好きなんですね!」
優子:「優子さん『も』???私以外に旦那さんのことを好きな人、誰か居るの?(困顔)」
タカヤ:「違いますよ(笑)旦那さんが優子さんのことを大好きなのを前提として、優子さん『も』旦那さんのことが大好きなんですね、ってことですよ!(笑)」
優子:「あっ、そっか!そうゆうことね!(恥笑)」
タカヤ:「でも、それだけ旦那さんのことが大好きなら、優子さん、旦那さんの願望に応えれるように、ならないといけないんじゃぁないですか?」
優子:「えっ?あ、うん・・・(急に俯く)」
タカヤ君は、ここぞとばかりに、俯く優子の顔を覗き込んで「旦那さん、優子さんのそうゆう姿視たら、絶対喜んでくれますよ!」
優子:「そうかなぁ・・・(タカヤ君の顔を見る)でも、どうやってそうなるのかとか、全然解らないし・・・」
タカヤ:(優子の耳元で小声で)「ですから、俺達が協力しますんで、旦那さん、喜ばしましょうよ!」
優子:「タカヤ君達が?協力?どうやって?」
タカヤ:「俺達が協力して、優子さんを寝取ります(真剣顔) それを、旦那さんに視てもらって、喜んでもらえるようにやっていきましょう!」
優子:「えっ?タカヤ君達が???それこそ、どうやってそうなるの?」
タカヤ:「先ずは、寝取られって単に体の関係だけでは無いってことを理解しないと中々スタートは出来ないと思います。お互いに信頼関係が無いと、そんな事は出来ないし、そもそもそんな事にはならないです。色んな内面的な要素が重ならないと、寝取られなんて起こらないという事です。」
優子:「うん・・・タカヤ君、真剣な顔して、なんか難しいこと言ってる。」
タカヤ:「何も難しいことは言ってないですよ。今、現状は、寝取られたい旦那さんが居る。それに応えたい優子さんが居る。そして、それに協力しようとしている俺達が居る。登場人物は全て揃っています。後は綿密な計画と、それを遂行していく信頼関係の構築を進めていけば良いだけです(笑顔)」
優子:「そうなんだぁ。寝取られって、そんな感じなんだぁ。でも信頼関係って、どうなったら出来ていくもんなだろ?」
タカヤ:「信頼関係って、作ろうと思って出来る訳ではないので、優子さんはいつも通りの優子さんの自然体で居れば良いです。後は俺と時間が信頼関係を勝手に作っていくので!(爽笑)」
優子:「うん・・・そうなんだぁ。タカヤ君、何か急に頼りになる男みたいになっちゃって、ちょっと格好良く思えるね(はにかみ笑)」
コウジ:(心の声)「タカヤの、また何か最もような力説が語られてるけど、優子さんは本当にそれが、どうゆう事なのか解って聞いてるんだろうか?」
優子は酔ってしまってて、タカヤ君の作戦に嵌まってしまってるけど、まさか本当に事が動き出すとは、この時のコウジ君でさえ、思っていなかったようです。その日の第二回飲み会は、時間も程々でタカヤ君の独演会にて終了したみたいです。
コウジ君曰く「あぁゆう時のタカヤの引き際」ってゆうのも絶妙らしいです。ごり押ししないで、相手の事も尊重しているよ、でも自分の意見はしっかり伝えて、また次ね。
男女情事の経験が少ない優子さんなら、嵌まらない理由は少ないだろうな。と、その時のコウジ君は思っていたそうです。。。
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