そんなことがあった2カ月後ぐらいのことです。
わたしは妻に違和感を感じるようになりました。
まず休日に出かけて行くことが急に増えました。
肌艶がよくなり、明るくなりました。以前は無かったことですが、たまに鼻歌を歌っていたりします。
元々優しい妻でしたが、前よりわたしに対して優しくなった気がします。
妻に不信感を抱き、まさかと思いながらもわたしは妻の身の回りを、調べずにはいられませんでした。
それは妻のタンスの中にありました。
妻が不在のときに、妻の下着の入った段を調べていると、奥の方にまず見たことの無いセクシーな下着が数点ありました。
さらにその奥に小さなセカンドバッグのようなものがありました。
開けて見ると、なんと中にはコンドームが入っていました。それもビッグサイズのものです。
妻の明美は間違い無く浮気をしています。
わたしは怒りに震え、相手は誰なんだと考えました。
さらにバッグの中を調べていると、チャックがあり、その中には透明なケースに入った写真がありました。
そこには妻と男が、いかにも嬉しそうに頬を寄せて写っていました。
自撮りで撮ったものらしく、首から下は写っていませんでしたが、二人とも裸のような感じがします。
なんと相手はシュウト君でした。
私は信じられませんでした。
あの妻が、10才以上も年下の男と浮気をしているなんて。
あの控えめな妻が、セックスのときも、バックや騎乗位は恥ずかしがり、イクときも決してイクなどと叫んだことの無い妻が。
そんな妻がはるかに年下の男の、若く荒々しいセックスに秘かに耽っている。
そんなことを想像しているうちに、いつしか私は何か得体の知れない興奮に包まれていました。
妻はこの男によって、どんなふうに乱れさせられているだろうか。
私はバッグをもとの場所にもどし、妻にはまだ何も言わずに、まずシュウト君と秘かに二人だけで話をしようと心に決めました。
つづく
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