玄関に入ると、これはマンションの玄関なのか?靴を脱ぐところだけで四畳はあると思われる広さ。部屋へ続く廊下への仕切りには段差はなく、濃いグレーの絨毯が一面に敷かれている。
カズマ:「優子さんはヒールのままでいいので、そのまま上がってねぇ!」
優子:「えっ!?あっ!はい・・・」
カズマ:「他の男性達は、そこのスリッパに履き替えてくれればいいから!」
タカヤ:「オッケー!了解~」
コウジ:「はいはい!承りましたぁ!」
二人は手馴れた感じでスリッパを出し、素早く履き替えて廊下のの奥へと歩いて行きました。私も遅れてスリッパを履き、廊下の奥のリビングへと案内されました。
優子:「わぁ~~~!すごぉ~い!何これっ!ここどこっ!?って感じ!?」
リビングへ入るや否や、先程までの優子のテンションとは打って変わって、いつもの優子のテンションアゲアゲトーンで感動していました。
目の前には30畳はある広々とした空間に、6人は座れるであろう真っ黒な革張りのソファーがL字に置かれてあり、その前には85インチTV(当時ではまだ珍しい大きさ)、何とも言えない弾力のある濃い赤色の絨毯。全面ガラス張りの窓からは、街の夜景が全貌できてしまう。。。
大手会社の社長室か?ホテルのスウィートルームか?私は比べるものが全く間違っているかとは思いましたが、余りにも素敵な部屋だったので、ただ、ただ、感動しきりでした。
カズマ:「さぁっ!優子さん、ここへどうぞ!」
優子:「あっ!うん!ありがとう。」
優子は真っ黒なソファーの真ん中へ案内され、そこにゆっくりと腰掛け、その右隣にコウジ君、左隣にタカヤ君が腰掛け、カズマ君はダイニングキッチンへ飲み物等の用意へ。。。
ビール、焼酎、ワイン、各々のグラスに飲み物も揃い、先ずは皆で「カンパァ~~~イ!」と、呑み会?の祝砲が放たれました。
私は相変わらずウーロン茶を出してもらったのですが、すぐに「リョウさんはお酒ダメなんですか?」と、コウジ君が聞いてきたので「いや、呑めないことはないけど、いつも車だからね。たまの外食の時は優子が呑めるように、自分は呑まないんだよ。」
タカヤ:「優しいぃ~~~!できた旦那さんだね!そうゆうところに惚れたんだね!優子は!?」
優子:「それだけじゃぁないけど、リョウ君の優しさは日本一かなぁ~(恥笑)」
カズマ:「うわぁ~妬けるなぁ~!優子のそうゆうところ、凄い可愛いよね!」
タカヤ:「優子はリョウさんが大好きなんだよねぇ!だからこそ、俺達は頑張っちゃうんだよねぇ~(笑)」
コウジ:「どゆうこと!?どゆうこと!?(笑)」
カズマ:「でもリョウさん、今日は俺の自宅ですし、もし良かったら泊まってけばいいから、今日は皆で呑んじゃいましょうよ!」
タカヤ:「いいねぇ~!リョウさん、一緒に付き合ってくださいよぉ!」
と、言いながらグラスを出され、呑んだことのないワインを注がれ、その場のノリに気を良くした私は、そのワインを一気に飲み干したのでした。
私:「うわぁっ!ワインって美味しいんですねぇ!味わったことのない初めての喉ごし!」
しかし、元々そんなに強くない私が、ワインの飲み方も判らず、一杯、二杯、三杯と飲んでいると、ものの30分と経たないうちに酔いが廻ってきてしまいました。そして同じく優子もワインに手を浸け、私よりも先に酔っぱらってしまっていました。
優子:「あぁ~~~なんか凄いねぇ~~~こんな素敵な場所で呑めるなんて!ホテルのレストランに居るみたいだもんねぇ~~~」
タカヤ:「おいおい優子ちゃん!ここはホテルでもレストランでもないよ!ただのカズマの自宅!だから・・・」
コウジ:「だから、こんなことも出来ちゃうんだよぉ~~~」と、言いながら、コウジ君が優子の胸を急に揉み始めました。
タカヤ:「そして、こんなことも出来るんだよねぇ~~~」と、タカヤ君は優子の右脚を自分の太股の上に乗せ、半開きになった優子の股間に手を滑らせました。
優子:「あっ!えっ!アンッ!どうしたの?急に!アッ!アンッ!ちょっと!どうしちゃたのぉ!」
と、優子は言いながら、絶対に「ダメ」とか「イヤ」とゆう言葉が出てこなかったのは、優子もやはり期待していたことが始まったからだったのだろうか?
私も酔いがまわってきていたこともあり、「あっ!いよいよ始まっちやった!」と、期待に胸膨らませた感じくらいで、どちらかと言うと「今日も楽しんじゃえ!」と楽観的な気持ちでいたことは確かでした。。。
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