私:「優子がトイレから帰って来ないので、ちょっと見てきます」
コウジ:「またアイツ(タカヤ)まさか・・・」
私:「えっ!?何かあるんですか?タカヤ君、何かある心当たりでも?」
カズマ:「コウジ、要らないことを言うなよ!タカヤも反省してるはずだから、同じことはしないだろう!」
私:「・・・・・」「私、ちょっとトイレ見てきます。。。」
この店は入口から入って右側に厨房とカウンター席があり、真ん中はテーブル席10席程あり、一番奥に座敷が6席程あるそこそこ大きめの洋風居酒屋。その座敷席がある一番奥の横にトイレが設置されていました。
店が空いていたこともあり、座敷席は利用されていなく、テーブル席のトイレに一番近いお客さんからでもトイレは見えない位置になっていました。
トイレは入り口から左ヘ曲がって男子用と女子用が分けられてあり、トイレ入口の前に共同の洗面台がありました。私が入り口から左側を覗くとトイレ洗面台の前に優子とタカヤ君が居ました。
ただ、優子は女子用トイレ入口前で体育座りのような格好で座っていて、タカヤ君が優子の背中を擦りながら介抱してくれているような感じでした。
タカヤ:「彼氏さんですか?彼女さんが気分悪そうに洗面台に寄りかかっていましたので、介抱と思い背中を・・・」
私は被り気味に
私:「彼氏、彼女ではなく夫婦です」「妻が迷惑をかけたみたいですみません」
タカヤ:「すみません。凄く若く見えましたのでカップルさんなのかと思ってしまいました」「奥さん、吐くまではいってないのですが、気分が悪いとずっと言ってまして・・・」
私:「本当、すみません」「優子、大丈夫?ゆうほど呑み過ぎた訳でもないのに」
優子:「・・・大丈夫・・・」「この人(タカヤ君)に介抱してもらって、だいぶん気分良くなってきた・・・」
優子は座り込んでいたこともあり、太ももからお尻が少し見えるという体勢で、タカヤ君からはいつでも太ももや足を触れる状態でした。
私は優子に手を差し伸べて「立てる」と聞きましたが、優子は「自分で立てる」と言い、女子用トイレのドアのノブを持って立ち上がりました。
その時もタカヤ君は優子の腰を持ってサポートしてくれて、私は明らかに「この距離感はおかしいな」と思ったのでした。
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